「十四作目 悪役が目立つ」007/美しき獲物たち Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
十四作目 悪役が目立つ
総合:65点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
黒人の女性が悪役で登場して暗殺をするなどして、異色な作りになった。彼女の釣竿の部分など活劇部分はたいしたことがないし、諜報戦を描いた映画というよりまるでパリの服飾の新作発表会のようだが、印象には残る役柄だった。
そして何といっても知能は高いけれど精神異常な危険人物ゾリンを演じたクリストファー・ウォーケンがいい。その美貌が故に、その狂気が一層引き立てられる。ムーアのボンドらしく内容は全体に軽薄だが、悪役が目立った。
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