007/美しき獲物たちのレビュー・感想・評価
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0237 犯人を追うのに夢中でパリ中をボッコボコにしました。
1985年公開
話の筋は面白い
南極でのスノボーの追っかけ合い。
パリでのカーチェイス。
怪力すぎるグレースジョーンズ。
するってーと私は殺されるわけで(部長)?正解!の
クリストファーウォーケン。
ボンドの相棒パトリックマクニーのとぼけた掛け合い。
俺は英国秘密情報部員だ!なら俺はディックトレーシー!。
といいながらサンフランシスコの街道をボッコボコにするボンド。
炭鉱の水没シーン。
金門橋の空中スタント。
これだけ突っ込んで2時間強楽しめる。
ジョンバリーの音楽も円熟の極み。
しかーし
ムーアの老け顔がさらに気になる。
それと当時の水曜スペシャルかなんかで
007の番宣特番があって日本人ボンドガール誕生と
あおるも映画では和服で素通りワンシーンのみという
トリガイマヤコさんでした。
75点
鑑賞 1985年8月7日 北野劇場
MGM/ユナイト・UIP配給
パンフ購入
ありがとうロジャー・ムーア
イギリス開発の防衛システムのマイクロチップが奪われた。フランスの富豪ゾリンが関わっているとして、ボンドはゾリンの馬の飼育場に潜入。そこで女殺し屋メーデーに遭遇するが、難を逃れる。ボンドは、ゾリンが小切手を渡していたステーシーに接触し、彼がシリコンバレーを水没させる計画を知り。
テーマ曲は、デュランデュラン。序盤で、ビーチボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」が流れて笑いました。スノーボードが出始めで、当時はスノーサーフィンと言ってように記憶してます。
当時話題になっていたグレース・ジョーンズ演じる女殺し屋は、スタイリッシュだけど全然強そうには見えない。ドルフ・ラングレンは全く気づきませんでした。ロジャー・ムーア最後のボンド役。やっぱり疲れてるかな。「キャノンボール」では、セルフパロディのような役で楽しませてくれました。
終わった後にな~んにも残らない素晴らしさ!
グレイス・ジョーンズとクリストファー・ウォーケン扮する二人の敵役はかっこいいことこの上ない。
ゾリンは今まで見た敵のうちでも一番悪い奴という気がする。
デュラン・デュランのテーマ曲もゴゴール将軍の最後の落ちもいい。
見終わった後に、「あーおもしろかったー!」ということ以外には何にも残らないという、物凄く素敵な作品でした。
お疲れ様でした‼️
最長7作を誇るムーア版ボンド最終作‼️オープニングのスキーシーンがまずスゴいというか笑える‼️とてつもない高さから飛び降りたり、ほぼ垂直斜面を滑ったり、片足だけで滑ったり、爆破されたスノーモービルの走行板で滑ったり‼️ムーア版ボンドはよくスキーをやりましたよね、7作を通じて‼️エッフェル塔のアクションもなかなか‼️パラシュートとエレベーターと非常階段を使って上へ下への楽しいアクションシーン‼️後部がもげたタクシーが前部だけで走行したりするのもコメディ映画っぽいし、最後まで "らしさ" を忘れなかったロジャー・ムーア卿、お疲れ様でした‼️
さらばムーア選手
同時代として観てきたジェームスボンドは日比谷映画の「死ぬのは奴らだ」以来なので、まとめて順番に観てゆくとこれが最後と感慨ひとしおです。
有終の美を飾れるような周囲の熱意が伝わます。最後はGGブリッジだし。
しかし主題歌が凄い。何も知らずに初めて聴いたとき、なんてサスペンスフルでジェームスボンドっぽいの曲だなー、と思ったらなんとジェームズボンドの主題歌だ、ってあとから知って椅子からひっくり返りました。よくまあこんなピッタリの曲を作れるもんだと感服しました。
デュラン・デュラン〜♪
ムーアボンドとして有終の美を飾る本作はシリアス路線の原点回帰であった。焼き直しというよりは「ゴールドフィンガーパターン」「ゴールドフィンガースタイル」という型だと考えた方が相応しいように思う。
ムーア自身は、1番嫌いな映画と言っているそうだけれど。
ユア・アイズ・オンリーに続く秀作だと思うけどねぇ。つくづくムーアとは好みが合わないなぁ(笑)
冒頭、ウォッカとキャビアを出したので「お?ムーアボンドもついにウォッカマティーニを受け入れたか?」と思ったが、そういう端々もムーアが気に入らないポイントかもしれないね。
ようやく「馴染み深い時代」に辿り着いた感もある。シリコンバレーなんて第三次産業革命の象徴だものね。
冒頭、雪山アクションのスノーボードは「バックトゥザフューチャー」のパロディかな?と思った。(スノボ流行前だし)
ソ連脱出の手段は氷塊に擬装した小型艇。なるほど、白鳥→ワニから続いた擬装もようやくここまで進化したかw
瞠目するのは、オッドジョブの位置になんとボンドガールをもってきた事!
これには驚かされた。グレース・ジョーンズ演じるメイデイである。
グラント→オッドジョブ→ジョーズなど「ボスを守る屈強な武闘派」が女性であるだけでも新しいのに、なんと正統派BGのタニア・ロバーツに勝るとも劣らない存在感で作中あらゆる名場面で活躍する。
まるで強化サイボーグなんじゃないか?と疑いたくなる女丈夫であるメイデイ。愛を囁かれた経験など、ゾリンとボンドくらいのものだったのではあるまいか?(ゾリンと同じようにステロイド&試験管ベビーかな?と思いましたがそういうわけではないみたいですね)
愛されていると信じたゾリンの裏切り。「思い知るがいい」とばかりにゾリンの計画を水泡に帰す姿を見せつけ、壮絶な最期を遂げる彼女。
(今作でボンドと一緒に卒業のマネーペニーがカビーに「Mに昇格させてくれないか」と尋ねたそうだが。そんな回があっても良かったかもしれないね。まぁ、慰労ご褒美は華やかなピンクのドレスと帽子に留まりました)
メイデイとの対比の為に、黒髪を金髪に染めて演じたタニア・ロバーツ。でも本作以降、ずっと金髪にしていたような気がする。アメリカ人にもブロンドコンプレックスみたいなものはあるのかなぁ。
脇を固める敵役ゾリンには「ディアハンター」のクリストファー・ウォーケン。これで面白くならないはずがない。
ボンドカーはタクシーのルノー11。この時代の車は1番好きだし安心するけどボンドカーとしてはちょっと地味。
ロールスはカーチェイスしていないし、オークションで本作のボンドカーとして「パトカー」が5000円くらいで売ってたよ?あれをボンドカー扱いするのって、ちょっとどうよw
しかして「アクション」という括りならば、今回は「これでもかー!」という良質アクションおてんこ盛り♪
冒頭の雪山始め、エッフェル塔登りからのド派手な追跡劇、荒駒にてトラップ障害走からの林中疾駆、水中自動車や火災エレベーターからの脱出、そしてお約束の空中ぶら下がり追跡。
目玉は、なんとゴールデンゲートブリッジでの決戦。(ヒーロースーツなどの無い生身の人間が闘う場所ではありませんw)
それぞれ専門のスタントが演ってくれてるから、いずれのアクションシーンもお見事!(ムーアのアップシーンだけ、たまに合成が気になっちゃうけど野暮は言いっこ無しって事でw)
最後になってしまったが、Duran Duranのファンだったので主題歌起用は嬉しくもあり、複雑な気分。
(子供の頃、自分で初めて買った洋楽レコードはRioとSeven and the Ragged Tigerだった)
それまでUKロック好きや洋楽ファンくらいしか聴かなかったのが一気に日本中で有名になっちゃったものね。
(まぁ、サントリーCMのせいでIs There Something I Should Know?とThe Reflexは知られてたけど)
改めて振り返れば、80年代半ばまで「007」という作品を生き残らせ、息の長いシリーズ作品として後世にバトンを渡したのはムーアの功績だと言える。ゴゴール将軍がレーニン勲章を贈る演出もニクい。
心からの謝意を伝えたい。
ありがとう!ロジャー・ムーア!
長い間、お疲れ様でした。
帽子を掛けようとしたら、そこにはマネーペニーの派手な帽子が・・・
スノボがまだ流行ってない頃の雪原シーン。やっぱりロジャー・ムーアは南国よりもウィンタースポーツがよく似合うのかも。といったアバンタイトル。そこでは003の遺体からマイクロチップを取り出していた。
ゾリン産業という新進の巨大会社。核爆発にも耐えるというチップを開発するが、その実像はえげつないもの。元KGBとも囁かれていた、クリストファー・ウォーケン演ずるマックス・ゾリンのサイコぶりも徐々に剥がされていくのですが、後半になるにつれ怖い表情になっていくのが名優の証。競走馬のドーピングなんかは可愛いもんだった・・・
パリからサンフランシスコへ。市役所の火災からの脱出、消防車チェイス、鉱山での乱闘など、息つく暇もないくらいたたみかけてくる大がかりなアクション。シリコンバレーを壊滅させるってのはこういうことか!と驚いてしまう。巨大地震の陰謀論者なんてのもこの映画を参考にしてるのかも。
シリーズで度々見かけるKGBのゴゴール将軍だとか、顔見知りのようだったポーラ・イワノバ(フィオナ・フラートン)といったキャラもいい。ポーラはいったい何のために登場したのか・・・ちょっと間抜けな色仕掛けスパイなのか?ボンドガール以外では強烈な印象を残してくれるグレース・ジョーンズがいい。一度ボンドとはベッドインしてるのに、翌日からは常に殺そうとしているが、最後にはちょっと泣けてくるキャラだ。
オープニングで「おじいちゃーん」と聞こえたような気がしたけど、何て言ってるのかな?それと、劇中にはダブルクエイクやらダブルなんとかという言葉がやたら使われてた。
敵の外道さがトップクラス
雪山で発見された003の遺体から見つかったICチップ。それは強力な電磁パルスにも耐える最新製のICチップで…。
シリーズ14作目にして3代目ボンド引退作。敵の外道さが際立つ作品で終盤の虐殺シーンはシリーズ内でもトップクラス。橋の欄干上での戦闘シーンが印象的でした。
58歳のスパイ
2020年12月25日
#007美しき獲物たち (1985年)鑑賞
冒頭の雪山のシーンはいかにも吹替えだろうと思うぐらい #ロジャー・ムーア がおじいちゃんだった。58歳、あと2年で定年って年に、あんなに元気に活躍して、女性にも元気なのは・・・ムリムリ
#グレース・ジョーンズ も守備範囲とは恐れ入った。
ロジャー・ムーア卒業(007⑭)
ロジャー・ムーアのボンド卒業作品となる、シリーズ14作目。
60歳目前のロジャー・ムーアなので、アクションはほぼ全てスタントマンなんだろうけど、それでもアクションは楽しめる(^^)b
注目は、悪役ゾリン役のクリストファー・ウォーケン。サイコな悪役を楽しそうに演じてて、強烈なインパクト有り(^^)b
だんだん、脚本もちゃんとまとまってきてる印象。
ロジャー・ムーア最後のボンド
ロジャー・ムーアが7作、12年間務めてきたボンド役だが、57歳までよく頑張ったと思う。
ボンドガールは大衆的な美女タニア・ロバーツ、悪役はクリストファー・ウォーケンだが、用心棒役のグレース・ジョーンズが印象的。
主題歌はデュラン・デュランで大ヒット、音楽はジョン・バリー。
A view to a kill. そこそこな有終の美
2020年公開のボンド25作目に向けて見直し007。3代目ムーア・ボンドの第七作目「美しき獲物たち」です。相変わらず出会った女性とはだいたいベッドを共にするボンドさん。けっこうな年齢なのにとてもお盛んです。しかし、検索かけられてすぐに身元がバレるって、スパイなのに個人情報ただ漏れでした。いいのか?
お!敵役がクリストファー・ウォーケンだ!若っ!!知ってる俳優さんが出るとちょっと嬉しいです。この頃になるとボンド陣営がボンドガールを除きお年寄りばかりなのに対して、敵側が若いのが引き立ちますね。
シリコンバレーを破壊することが目的だったのですが、イギリスの諜報員であるボンドさんはアメリカのシリコンバレーを必死こいて守るより自分の国を守ったが良いのではないでしょうか?っとたまに思ってしまいます。だって給料貰ってるのイギリスからですよね?もっと言えばイギリス国民の税金!例えば外国の街を守る為に怪我をしたとして、それはイギリスのスパイ業務としてカウントされるのでしょうか?イギリスからちゃんと労災おりるのかな?この辺は007の謎ですね。スパイに労災あるのかどうかという根本的な疑問もあるのですが。
最後の採掘場からゴールデン・ゲート・ブリッジまでのアクションの見せ場はなかなかの物でした。コメディ要素もふんだんに盛り込まれていて、もはやスパイアクションコメディというジャンルになっている感じもします。途中途中で無理矢理コメディ要素突っ込まなくっても良い気もしますが、それがロジャー・ムーアの味なのでしょう。何はともあれ出演数最多で最高齢のボンド。長い間お疲れ様でした!
ロジャー・ボンドは永遠に
シリーズ14作目。1985年の作品。
歴代最多7本。ロジャー・ムーアの007引退作。
その最後の任務内容は…
殉職した003から高性能マイクロチップを回収したボンド。フランスにある製造元のオーナー、ゾリンに接触。競走馬レースが趣味のゾリンが、マイクロチップで強化した馬で連勝している秘密を掴む。しかし、それだけではなかった。ゾリンはサンフランシスコで、マイクロチップによる恐るべき計画を企んでいた…!
プレ・シークエンスはロジャー・ボンドで何回あったか、スキー・アクション。
主な舞台は、前半はパリ、後半はサンフランシスコ。
せっかくパリに赴いたのだから、シンボルのエッフェル塔に登らなくては見せ場にならない。敵がパラシュートでダイブ。街中を車でいつもながらのドタバタ&コミカル追跡。
前半は競走馬も見所の一つ。と言う事で、乗馬チェイス。追っ手や罠が仕掛けられていても、乗馬もお手のもの!
サンフランシスコへ。
ゾリンの陰謀を追う中、建物の中で火災に遭う。ゾリンの陰謀はマイクロチップによる人工大地震。その震源となる鉱山内の濁流含め、さながら70年~80年代のパニック映画風。
サンフランシスコ市警に追われ、消防車による大規模チェイス。
そして、ゴールデン・ゲート・ブリッジで繰り広げられる、ゾリンとの決着。ハラハラドキドキの高所アクション。
本作ならではの見せ場もあれば、定番的な見せ場も。
日本人なら失笑してしまうようなシーンも。中盤の日本スパ、あれ、何だったの…??
最後とは言え、作品は至って安定のロジャー・ボンド。
つまり、作品的には普通に面白いのは面白いが、『私を愛したスパイ』『ユア・アイズ・オンリー』ほどではなく、可もなく不可もなく。
ゾリンを演じるは、クリストファー・ウォーケン。
最近のシリーズではよくあるが、悪役にオスカー俳優を起用するのはこれが初。
憎々しさ、時には部下すら殺す冷酷さ…さすがの巧演。
ゾリンの恋人で殺し屋のメイ・デイ。マイクロチップによる強化人間。その設定もさることながら、演じたグレース・ジョーンズが強烈インパクト。シリーズの女殺し屋でこれほどインパクトあるのは他に、『ゴールデンアイ』のファムケ・ヤンセン演じるオナトップだろう。
ボンドガールは、タニヤ・ロバーツ演じるステイシー。
ゾリンに父親の会社を乗っ取られ、復讐に燃える。
美人だが、上記2人がインパクトありすぎて、ちと印象に欠ける…。
デュラン・デュランによる主題歌はシリーズの名曲の一つ。
これまではセクシーな感じの歌が多かったが、カッコいい!…と思わせる。
ちなみにこの主題歌も『ゴールドフィンガー』同様、某バラエティー番組でお馴染み。
また、第1作目からマネーペニーを演じてきたロイス・マクスウェルも本作で最後に。
見ていく内にどんどん歳を取り、本作ではもうおばあちゃんだが、彼女とボンドの軽妙なやり取りもワンシーンながらお約束であった。
当時58歳だったロジャー・ムーア。
今ではトムクルやジャッキーなど50過ぎても身体を張った超絶アクションに挑むスターも多いが、当時は居なかった。(と言うか、今でもその2人は例にならない例外)
アップになるとしわが目立つ。
危険なアクション・シーンはスタントが担当。
自身で出来るアクションは動きが鈍く…。
今回のボンドガール、タニヤ・ロバーツの母親が自分より年下…!
以前から引退を仄めかしていたそうだが、ここで意を決したのも無理はない。
しかしそれは、もう無理だ…の引退ではない。
寧ろ、勇退だ。
初代ショーン・ボンドの跡を継ぎ、完全定着した3代目ロジャー・ボンド。
危機的状況でもユーモアは忘れず、飛ばすジョークは歴代最高!
ベッドインしたボンドガールや女性キャラも数知れず。
まあ、時々作品にムラがあるのは玉にキズ…。
でも、キメる時はキメる!
そのカッコよさは他のボンドに全く劣らない。今回久々に見返して、つくづくそう思った。
歴代ボンド俳優の中で、現時点で唯一他界してしまったロジャー・ムーア…。
だが、我々の心に刻まれたその勇姿!
ロジャー・ボンドは永遠に。
007シリーズがフォーマットとして永続できる態勢が完成した作品
主題歌はデュラン・デュラン
見事に80年代の空気感を捉えた抜擢です
楽曲自体もできがよく大ヒットしています
まず冒頭のソ連兵との雪中チェイスはスノーボードのアクションでつかみは十分
笑いもしっかり取ってきます
今回の舞台はパリとサンフランシスコ
パリと言えばエッフェル塔、セーヌ川
サンフランシスコと言えばゴールデンゲートブリッジ、フィシャーマンズワーフ、白亜の市役所、坂の街にケーブルカー、リトルトーキヨー、名物の地震、シリコンバレー
全部出てきます
それもボンドが縦横無尽に暴れ回り巡ってくれます
流石のサービス精神健在です
特にパリ街中のアクションシーンは目を見張るものです
エッフェル塔からのスカイダイビングは本作と言えばこのシーンとなる程の語り草です
前作オクトパシーで元祖対本家の戦いに勝利して、波に乗っての次回作になります
元祖のネバーセイネバーアゲインの良いところだった女性殺し屋を採用してグレイス・ジョーンズという当時の人気モデル兼ディスコ歌手を起用
彼女はなかなかにビジュアルのインパクトがあります
本作前年のキング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2で正に馬のような扮装の古代の女戦士役が評判になっており、それが本作の競馬馬のモチーフのイメージの連想による起用と思われます
その作品ではかなりの大根でしたが本作ではだいぶ観れるような演技になって来ました
エッフェル塔でのアクションシーンでの衣装はネバーセイネバーアゲインの女殺し屋を思わせる衣装ですが、競馬場での登場シーンでは正にサラブレッドの艶やかな馬体と彼女の逞しく美しく長い手足と褐色に輝く肌、特に尻から太ももにかけてのラインとの相似を見せつけてくれます
鉱山の地中シーン、それも地中の大量の激流シーンは本作前年のインディジョーンズ魔宮の伝説を思わせ二番煎じぽく感じますが、たまたまかぶったものだと思われます
しかし、続くサンフランシスコのシークエンスが特に抜群の出来映えに仕上がっており満足度は高いです
ゴールデンゲートブリッジをこれでもかとアクションシーンの見せ場にしてくれれるのですから
正に誰も見たことのない映像です
ロジャー・ムーアも遂に本作で勇退
若手にバトンを渡すタイミングであると、元祖のネバーセイネバーアゲインのコネリーを見て判断したのでしょう
見た目の若い彼でももはや限界です
本作を観て改めて思うのは、元祖と本家の争いでスペクターとプロフェルドを使えなくなったことが、逆にプラスになっていること
いろいろな敵を登場させる事ができ、作品の自由度が上がっているからです
007シリーズがフォーマットとして永続できる態勢が完成した作品と言えると思います
十四作目 悪役が目立つ
総合:65点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
黒人の女性が悪役で登場して暗殺をするなどして、異色な作りになった。彼女の釣竿の部分など活劇部分はたいしたことがないし、諜報戦を描いた映画というよりまるでパリの服飾の新作発表会のようだが、印象には残る役柄だった。
そして何といっても知能は高いけれど精神異常な危険人物ゾリンを演じたクリストファー・ウォーケンがいい。その美貌が故に、その狂気が一層引き立てられる。ムーアのボンドらしく内容は全体に軽薄だが、悪役が目立った。
思ってたより良かった
世間からの評価がイマイチだったのであまり期待はしてなかったのですが、普通に面白かったと思います。
ムーアが老けてもうアクションも出来ない年齢なものの(スタントなのは分かってますが)、派手なアクションが多くて楽しかったです。
ボンドガールのグレイス・ジョーンズは残念でした。彼女をもう少し生かせてたらもっと面白かったと思います。あのインパクトのある見た目とは裏腹に、キャラはイマイチ個性が無かったです…。タニア・ロバーツはとっっってもキュートで、綺麗な金髪と碧眼、そしてスタイルの良さ…素晴らしかったです。
主題歌もクールでカッコ良かったです。
全体的に、言われてるほど悪くなかったです。むしろ良かったんじゃないかと。
ムーアの最後の作品、良い感じに締めることができたと思います!ムーア本当にお疲れ様でした。ムーアの努力に+0.5で、☆3.5です!
A View to a kill
007シリーズ
第14作
『美しき獲物たち』
う〜ん…
序盤はスゴく良かったんですけど
だんだんと失速していき、テンポが悪くなって微妙でした。
内容…というか悪役の目的は第3作『ゴールドフィンガー』と似ています。
悪役はどこか不気味でイかれた感じがgood
前作よりもスゴく魅力的でよかったと思います。
ところで
ロジヤー・ムーアは58歳。
もうおじいちゃんですww
アクションもなんか
「だ…大丈夫なのかッ!?」
て感じで…。
マニーペニーと絡んでいるところを観ると、なんかおじいちゃんとおばあちゃんの戯れのようでした(笑)
少しキツめに評価して
2.5で
コミカルでユーモアたっぷりな素晴らしいボンド像を築き上げたロジヤー・ムーア
お疲れさま!
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