007/ゴールドフィンガーのレビュー・感想・評価
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黄金大作戦!
シリーズ3作目。1964年の作品。
今回の任務は…
世界的大富豪ゴールドフィンガーの監視。金塊不当入手の疑いがあり、ナチスの伝説の金塊を囮に近付くと、アメリカのギャングと組んで“グランド・スラム計画”という陰謀を企んでいる事を突き止める…!
本作は展開云々より、本作を語る上で欠かせないキャラやインパクトシーンこそ面白味あり。
まず、タイトルにもなっている悪役、ゴールドフィンガー。
強敵かと思いきや、冒頭いかさまポーカーしたり、終盤米軍将校に扮して窮地を逃げたりと小賢しい。
賭けと黄金好きで、演じたゲルト・フレーベの恰幅のいい体型と共に、シリーズ印象的な名悪役!
もしかしたら、ボスのゴールドフィンガーよりインパクト抜群なのは、部下のオッドジョブかもしれない。
「あ~」としか発さない無口だが、ボスに忠実。用心棒に運転手にゴルフのキャディーまで。
驚くべきはその力で、金塊を投げぶつけられたってびくともしない。必殺技は言わずと知れた、ハットカッター!
演じたハロルド坂田、ハワイ出身の日系人で元悪役レスラーだったが、何だか顔が優しいんだよね。
ボンドガールもこれまたシリーズでも印象的。特に名前が。その名も…
プッシー・ガロア!
言うまでもなく女性器を示す言葉で、今だったら完全アウトだろう。
女性をセクシーの対象にしていた初期シリーズや時代を感じる…。
とは言え、演じたオナー・ブラックマン(←こちらもなかなか…!)の妖艶な魅力。
元々敵側で、ボンドの魅力に負け、こちら側に付く…というのも後の定番で、その元祖。
ボンドガールは3人。
最初の一人が、全身に金粉を塗られ死んでいる姿は、本作の代名詞的シーン。
ボンドがゴールドレーザーで危機一髪のシーンはハラハラ、中盤のカーチェイスは迫力あり。
クライマックスの大金庫内での攻防など、見せ場も要所要所。
そして、主題歌。
♪ゴールドフィンガー!
一度聞いたら忘れられないメロディー、歌詞。
これも某バラエティー番組で使用され、若者の間では完全にそれでお馴染みになっているかもしれないが、シリーズで最も有名な主題歌である事は間違いない!
前作は完成度の高いスパイ・サスペンスであったが、本作はちとツッコミ所多々。
何だかお間抜けなゴールドフィンガーの部下たち。
プッシー率いる美女軍団。
ゴールドフィンガーの手中に捕らえられたボンドだが、危機というより旧友と再会してのんびりのほほ~んな雰囲気。オイオイ…。
まあでも、全体的に肩の力を抜いて楽しめる娯楽作。エンタメ度の高さはシリーズでも上々。
ショーン・ボンドでも唯一、スペクターが絡まず(権利上の訳ありで)、シリーズ初見でもすんなり見れる。
ガンバレル・シークエンス~プレ・シークエンス~主題歌と共に女性のセクシーボディを愛でるタイトル・バック。
個性的な悪役とその部下。複数登場のボンドガール。
Qの新秘密兵器解説と、任務でのその実戦。
そして、世界を股にかけ活躍するボンド。
本作で、ボンド映画のスタイルが完全に確立したと言えよう。
タイトルなし(ネタバレ)
007シリーズ第3作。テーマソングなどよく聞いていたが、映画は初めて見た。
ブレトン・ウッズ体制というのか、金本位制、兌換紙幣だった時代の映画設定だったのが、面白かった。アメリカとイギリスの金の量の均等。これをなくすことによって儲けようと企むのが悪役たち。
まずは、ヒール役、敵役があんなデブのオヤジだとは思わなかった。なんというのか、敵役はてっきり女性かと思っていたが。違った。
また、1964年。時代なんだろうね。対決がのんびり。最初はいかさまトランプ。しかもそのいかさま方法が古いというか、のんびりしたものだった。そして、ゴルフ対決。とんねるずじゃないんだから。しかも勝ち方がセコい。
また、絶体絶命になったボンドが半ばハッタリの命乞いによって助かるというのも面白かった。
後半からのストーリー展開はテンポがあって良かったかな。
ボンドダメダメじゃん
素晴らしい娯楽作品の見本
見事な娯楽映画
007シリーズの一二を争う人気作
2時間弱、あなたに確実な現実逃避を約束してくれます (これ褒め言葉です)
監督がテレンスヤングからガイハミルトンに交代
交代理由は定かではないのですが、路線は不変どころか更にスパイ物のシリアスさよりも、より娯楽アクションものに寄せてきてます
やはりなんといってもシャーリーバッシーの主題歌
この曲は公開年のビルボードで5位まで上がる大ヒット
今でも007と言えばこの曲となってます
もうこれ聴くだけで観た気になれます
彼女の歌唱、ジョンバリーの華麗な旋律、編曲
見事に007の世界観にマッチしています
もう取り壊されてありませんが、ホテルオークラ本館のメインロビーのような空気感です
よろずや役の日系人ハロルド坂田が素晴らしい
ロシアより愛を込めての殺し屋よりも数段キャラが立っています
空手チョップ、身なりはいいが何か変、慇懃無礼
日本人の悪い方のイメージを体現してみせます
ゴールドフィンガーの手下も日本人風
大金が絡む話には多少ヤバい話でも日本人が噛んでいるイメージを先取りしてます
工業用レーザーなど科学技術にも強い連中というイメージも更に付け加えてます
日本人としては少々へこむが、まあしょうがない
そしてボンドガールの今作のメインは
その名も「プッシー」・ガロア
もちろんそれは日本語では女性器を指す4文字言葉に相当します
何故にそんなインパクトのある名前を設定したのか謎というか驚愕です
名前を聞いたボンドの微妙な顔で吹き出しそうになります
彼女役のオナー・ブラックマンは撮影時37歳
今なら当然ありですが、当時のことですから年齢からしたら驚異の美貌だったと思われます
挑戦的に前に突き出した胸、横に張り出した腰
経験を積んできた理性的な顔立ち
ボンドにふさわしい大人の女性です
彼女の美貌をこころから美しいと感じられる様になって、やっと自分も大人になったんだなあと思います
これで大団円と米国政府専用のプライベートジェットの操縦室からプッシー・ガロアが現れてキスシーンかと思いきやもうひと波乱!
サービス満点、存分に楽しませてくれます
三作目だがずいぶん軽い作り
・全身金粉の死体
・ボンドの車のホイールからドリル&強制射出助手席
・刃のついたハットが武器のゴールドフィンガー最後は窓に吸い込まれ飛行機から落下
・金の台をも溶かすレーザーでボンドを追い詰める
・自動的に床やら壁やらが動く部屋
・悪役のゴールドフィンガーが何だかお茶目だったりギミックが増えてずいぶん子供向けになった印象
スペクターの余韻に浸って…
色男ジェームズボンドコネリー笑
スペクターを観て余韻を楽しむべく観たらトントンと観てしまった。
ボンドガールの美しさは、どのシリーズを観ても裏切らないと実感。
そして華のあるゴールドというテーマ!
この時代にガスを撒いて核爆弾という言葉は斬新だったろうなと
観ながら感心すると共に舞台がアメリカなのも何となくベトナム戦争に想いを馳せる瞬間があったのは私だけだろうか…
ボンドと言えば最新の車を常備して華麗な運転技術を披露、飛行機も機転の効いた操縦シーンに現代で観てみても劣らない。
コネリーもワイルドだし裏切らない1本です。
ただ、ゴールドの遺体を引張らなかったのに…
テンポの良い作品
いちばん好きな007
007シリーズではいちばん好きな映画です。
シリーズ初期の頃の作品で、もちろんジェームス・ボンドはショーン・コネリーだ。
娯楽アクション映画として及第点の面白い作品だが、特に気に入っているのは以下のとおり。
・金箔を塗られて殺された美女
・飛行機から睡眠剤のガスを散布して、地上の人間を眠らせた
・ボンドがハロルド坂田を感電死させ、核爆弾の時限装置を残り007秒で停止させた
・ラスト、ボンドが美女を抱いてパラシュートで落下
・シャーリー・バッシーの主題歌
踏み台。
三作目 ついにアストン・マーティン登場
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:75点 )
車を見てボンドは「ペントレーは?」と聞いていたから、以前はベントレーに乗っていたという設定だったのは気がついていなかった。でもあれは優雅だけど流石に古すぎて、敵に追いかけられたら逃げることすら出来ないだろう。やはりアストン・マーティンのほうがいい。防弾ガラス・煙幕・オイル・機関銃に強制射出式助手席と、いろんな装備が満載のアストン・マーティンが遂にこの作品で登場。まるで小学生向けの漫画のようだ。
それに帽子を投げる用心棒や、金の床共々にボンドを焼くレーザーは、子供の頃に観たときは凄いと思ったが、今改めて観直してみるとけっこう子供騙しだった。娯楽として見せるためにそのような無駄に派手な場面をたくさん挟み込んで、楽しませることを重視している。だがそれが悪いのではなくて、派手な見せ場で観客を楽しませるという007らしさとしての特色を作っている。
Goldfinger
007シリーズ第3作
この作品のおかげで
007シリーズが長寿化したと思います
Qの秘密兵器
アストンマーチンDB5
など
男なら
思わず「オォッ」と唸るような
イカした兵器がジャンジャン出てきます!!
なかなか
個性的な悪役も登場し
いいスパイスになっています
前作にくらべると娯楽色がやや強くなりましたがとても楽しめる作品です!
楽しいエンターテイメント
「スパイ」を見事に表現したスーパームービー
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