「三作目 ついにアストン・マーティン登場」007/ゴールドフィンガー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
三作目 ついにアストン・マーティン登場
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:75点 )
車を見てボンドは「ペントレーは?」と聞いていたから、以前はベントレーに乗っていたという設定だったのは気がついていなかった。でもあれは優雅だけど流石に古すぎて、敵に追いかけられたら逃げることすら出来ないだろう。やはりアストン・マーティンのほうがいい。防弾ガラス・煙幕・オイル・機関銃に強制射出式助手席と、いろんな装備が満載のアストン・マーティンが遂にこの作品で登場。まるで小学生向けの漫画のようだ。
それに帽子を投げる用心棒や、金の床共々にボンドを焼くレーザーは、子供の頃に観たときは凄いと思ったが、今改めて観直してみるとけっこう子供騙しだった。娯楽として見せるためにそのような無駄に派手な場面をたくさん挟み込んで、楽しませることを重視している。だがそれが悪いのではなくて、派手な見せ場で観客を楽しませるという007らしさとしての特色を作っている。
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