世界の涯に

解説

スウェーデンの大女優ツァラー・レアンダーのドイツ第一回作品。デトレフ・ジールク監督の古風なメロドラマ。

1936年製作/ドイツ
原題または英題:Zu neuen Ufern

あらすじ

恋人の大尉(ヴィリー・ビルゲル)の罪を引き受け、豪州へ流刑された歌姫グロリア(ツァラー・レアンダー)は大尉が総督副官となって豪州へ来ながら、救いの手ものべず、総督の令嬢と婚約したことを知り、絶望し、場未の酒場の歌姫となるが、農場開拓の青年(ヴィクトル・シュタール)に救われる。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5メロドラマを超越したヒューマンドラマ

2025年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ダグラス・サーク監督ドイツ時代の代表作(デトレフ・ジールク名義)。
恋人の罪をかぶり、イギリスから流刑地のオーストリアへ島流しにあった薄幸の歌姫。ツァラー・レアンダーがその苦悩と愛を熱演。
モノクロ画面ながら、ラストは宗教画を見るような美しさ。

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