劇場公開日 1951年1月11日

「西部の推し活」西部の男 sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0西部の推し活

2025年8月3日
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鑑賞方法:映画館

1880年代のテキサス、在来の牧場主たちと新たな入植者たちの間で土地争いが絶えない。牧場主側の悪徳判事ロイ・ビーン(ウォルター・ブレナン)は悪法を盾に横暴の限りを尽くしてている。流れ者のコールが仲介し、対話による平和的解決が実現したかに見えたが、そう簡単にはいかない。
まさに今も世界で同じことが起こっている事実に驚くばかりである。

コール役のゲイリー・クーパーは相変わらずカッコいいが、今回はブレナンのサポートサイドに回っている。前半の二人の飲み比べとリリーをめぐる掛け合いが最高!
ブレナンの存在感は圧倒的で、人間味溢れる名演が役柄の非道さを凌駕してしまうほどである。

sugar bread
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