「【古典ですね、今の映画とは大違い、いい意味でも悪い意味でも】」西部の男 金北山を仰ぎ観て育ってさんの映画レビュー(感想・評価)
【古典ですね、今の映画とは大違い、いい意味でも悪い意味でも】
※評価出来ません、古典とは難しい
参りました....確かに判事役は怪演です、確かに憎めないところが無いこともないですが...でもあんまりですよねこの判事、まぁここらへんが昔の映画の不思議なところ。
古い邦画も今の善悪の尺度や感覚では理解できないところが沢山あります。
乗馬や髪の毛を切るシーン、様々なキチンとしたショットも感心しましたが若かりしゲーリークーパーがビックリする良い男です(背が高すぎて馬が小さく見えちゃう、脚が長くてスラっとしてモデルみたいです)、判事が映えるのも実はクーパーの颯爽さがあってのものでしょう。
西部劇をそれなりに観てきたつもりでしたがフト思うと名高い名作とジョンフォードの作品が多くてよく解っちゃいないんだなぁと反省、してもしなくても良いんですが、独りしてしまいました。
判事は実在の人だそうで当時のアメリカ人の中で有名だったんだろうなぁと、ある意味で大河ドラマみたいな感じで歴史を踏まえながら当時の観客は観たんだろう、だから100年はたってないけど大昔の映画をどうこう言ってはいけないのだろう、源氏物語じゃないけど別な今とは別なモラルがあったんでしょうね。
※ジョンフォードの作品と比べると素直な娯楽作品でした、フォードの映画はもっと文学的ですよね
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