劇場公開日 2000年4月8日

スリー・キングスのレビュー・感想・評価

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3.0微妙な映画

2022年2月27日
PCから投稿

決してつまらなくはないが、といって戦争アクションにしてはスリリングでもなく、湾岸戦争の批判らしいけどそれほど批判精神感じないし、最後はよかったよかったですが、何とも評価しづらい作品でした。前半はストップモーションなど斬新な映像が頻出しますが、だんだんその味も薄れてヒーローものっぽくなってゆきます。もっとシリアスでスリラーなつくりにした方がよかったのでは?

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越後屋

4.5ポップ(?)な戦争映画

2022年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

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ゆい

3.5湾岸戦争の矛盾を描きます。

2020年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

湾岸戦争終了直後、フセインの隠し金塊の在りかを知った主人公達が、金塊を強奪を試みるが・・・と言うストーリー。

ジョージクルーニー主演のミリタリーアクション。序盤のタッチからコメディ映画かと思いきや、中盤から戦争の矛盾等をしっかりと描きつつ、しっかりとシリアスにまとめられていました。
独裁者の圧政。迫害を目の当たりにしながら、条約の制限で助けられないジレンマ。主人公の葛藤が心に響きます。
2回、3回と繰り返し見たい映画ではありませんが、それでも映画としての完成度は高く一見の価値はあると思います。

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よし

4.0映像から受けとった強いメッセージ

2010年9月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

難しい

冒頭は、湾岸戦争当時に報道された、ハイテクでスマートな戦争の印象さながらの軽いノリ。
つい引き込まれると、中はどうして、ズッシリと考えさせられる内容でした。上手い。

停戦直後の混乱した時期、一獲千金をねらってイラク領の金塊奪取計画が走り出します。

舞台はクウェートではなくイラク、事態はより複雑です。
"人道的配慮"の線は何処にあるのか、誰が引くのか。正解は出ないですが、決着はまあまあな所に落としていると思いました。

地雷原を逃げる場面、皆で怯まず走ってるだけだけど、私は凄かったと思いました。気づけば正座してました。
映像って、こんなにもメッセージを伝えるものなんですね。

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グッドラック

4.5《風刺的最前線映画》

2010年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

知的

なんとポップな戦争映画だろう
《犯罪+戦場》の まさにタランティーノ以後の象徴的ポップさ

オープニングの手持ちカメラのブレと 一瞬ピントの合わない手動ズーム
その直後の突然の射殺

擬似ドキュメンタリータッチのこのカメラワークはソダーバーグ作品や
《キルビル vol.2》のC級中国カンフー映画風の粗いカメラワークにも通ずる

役者として出る《スパイク・ジョーンズ》をはじめ
《マイケル・ジャクソン》《ベンツ》《ヴィトンのバッグ》《オイルまみれの鳥》
《地雷》《TVニュース》《マーク・ウォールバーグの体内描写》などなど

現実とリンクしたサブカルネタと台詞

湾岸戦争の裏側で米兵が実際に起こした事件がベースの犯罪映画でもあり

戦地での虐殺から深刻な問題までを《ブラックユーモア》を交えたポップな要素全開で
湾岸戦争と当時の世界情勢が楽しく痛快に学べる《風刺的最前線映画》

頭の固~い人はこのノリに付いて行けないハズだけど
《映画的・知的好奇心》が旺盛な人は観るべき傑作

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Natsuki