SLAMのレビュー・感想・評価
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"朗読竸技"
ラッパーとかヒップホップを題材にスラム育ちの黒人を描いた作品かと苦手なジャンルで抵抗感はあったが、全くの別物であり「SLAM」とは詩を朗読するパフォーマンスで知的なスタンダップコメディのようなフリースタイルのラップバトルとは趣旨が違うジャンルだった。
アレン・ギンズバーグやジム・キャロル、パティ・スミスに詩を朗読するイメージが強い、物語の中心にはギャング同士の抗争がありながらスパイク・リーの『25時』やジャームッシュの『パターソン』が思い浮かぶ、詩による言葉の力で周りを動かし変えてしまう描写が美談にも演説によって民衆を魅了する例もある訳だし。
まぁ、ラッパーは観とかないと。。。
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