「日常こそ映画」スモーク CBさんの映画レビュー(感想・評価)
日常こそ映画
何か起きるけど、なにも解決はせず、青年との関係もすっきりすることはなく、ただ日々が過ぎていくだけのようだが、よく見ると落ち込んでいた主人公はなんだか元気になっているじゃん。という、日々の生活、その中での緩やかな友情の凄さっていうのかな。を感じた。
ラストはBGMが少しかかるけど、それ以外は全くなしで、電車やら車やら雑踏といった実際の生活の背景音を意識的に入れている。それでストーリーを見せていくというのは凄い。音楽に頼らないという意味で映画的だ。
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