劇場公開日 1984年12月15日

「何でバルセロナで中国語」スパルタンX タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5何でバルセロナで中国語

2023年8月3日
PCから投稿

喋っているんだ?スペイン人が。 さっぱりワケ わからん 設定だ。 脚本も脱線みたいなところでやけに時間を使ってしまっている。 クライマックスに入るところで「これから クライマックス やんのかよ」と思うくらいアクションだらけだった。かなり退屈だなと感じた時間帯もあった。でもクライマックスは面白い。やっぱり ジャッキーチェンのアクションが面白いのだ。 そして 見終わった時にやはり 面白かったと思わせる。さすがだ。ヒロインが美人なのも良かった。一目惚れする設定 もヒロインがやってる仕事も「あー こういうキャラならな」・・っていう感じでキャラが生きていたと思う。そして誰も書かないので 私が書くが、この脚本家エドワード・タンはとても優れている。 人物 関係や ストーリー構造が簡単すぎず 複雑すぎず ちょうどいいところでできている。 所々にピリリと効いているアイデアが光っていてそれが客を離さない 接着剤のようになってる。 例えば 門番を どうやって始末するか?・・ あんな簡単な方法だけど、とてもウィットが効いてるように見える。 その辺が才能だと思った。
この作品はちょうど駄作と 佳作の間ぐらいの出来だと思うけども ファンには大満足だった。
ジャッキーチェンの作品はまだ見てないものが いくつかあるので、 これから見ていくのが楽しみだ。

タンバラライ