グリム・ブラザーズ スノーホワイトのレビュー・感想・評価
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アウトローな7人の小人
クラウディアと再婚する男爵。結婚式の当日、幼きリリーは父を奪われる妄想にかられ、クラウディアに水をかけてしまう。そんな折、召使のナノウが突然死してしまった。
9年後、継母の薦めるドレスを着ずに実母のドレスを着るリリー。身篭ったクラウディアは突如倒れ、息子は死産となった。鏡を見るとやつれた自分の姿。医者のピーターとも婚約間近であったリリーも今までのわがままを反省し、クラウディアと仲直りしたと思われた。そこへ突如、クラウディアの弟グスタフに襲われ・・・
7人の小人は1人を除いて小人じゃなかった。金鉱を探し求めるアウトローな男たち。娘を犯そうとか、売ろうとか言ってる奴らなのだ。継母も「世界で一番美しいのはだぁ~れ?」などとは言わない。フレデリック・ホフマンの愛を一人占めにしたかっただけ。そして、カラスの目を使い、七人の男たちと戦うのだ。
毒リンゴはグスタフの心臓を使う。リリーに持ってくるのは不気味な婆さん。一方、屋敷のほうでは、召使がみなペストでやられてしまった。死産の息子を生き返らせるためにはホフマンの血が必要と、ホフマンを殺す儀式へと・・・
最後に屋敷から突き落とされたピーターを探さないというのは、すでに鉱山の男に惚れてしまっていたというところだろうか・・・
これぞグリム童話
個人評価:45点
ポイント:[妨害][変態][奇妙]
私は昔からディズニー映画が好きで、そこからグリム童話にも興味があり勉強していた事があるのですが
元々奇妙で、気色の悪いストーリーなので、その雰囲気を壊していないのがgoodです♪
途中から非現実的な世界になってしまい、この雰囲気なら現実的に結末を向かえた方が個人的には良かったな~と残念です
7人の小人はイメージ通りで、とても好意をもてました!
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