「SWにこれ以上の「完結編」は存在しない」スター・ウォーズ ジェダイの帰還 アイダホさんの映画レビュー(感想・評価)
SWにこれ以上の「完結編」は存在しない
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このシリーズはやはりスカイウォーカーの物語なんだよな
1~3でアナキンの栄光と堕落、4~6でルークの冒険とアナキンの救済が描かれる
個人的にはシスの復讐や帝国の逆襲の方が単体の映画としては完成度が高いとは思うけれど、この「ジェダイの帰還」は全てが報われたんだな、良いシリーズだったなという気持ちにさせてくれる
「僕はジェダイだ。かつて、父がそうだったように」
ここがね、もう万感の思いよね
ここで滅び去ったジェダイ・オーダーが帰還し、ジェダイであるルークを「敵」として認めた皇帝が殺そうとする。そこに、息子を守るためにヴェイダーがアナキン・スカイウォーカーというジェダイの騎士に帰還を果たす。
ジェダイの帰還は、ルークのことであるしアナキンのことでもあるわけだ。
決して希望をあきらめない。悪の化身となってしまった父相手でも、「良い心が残っている」とかつてパドメが遺した言葉がリフレインされヴェイダーを引き戻す。
そう、オビワンもヨーダも諦めていた救済を果たすんだよ……
これがいいんだ本当に
EP4のサブタイトルは「新たなる希望」。そう、ルークは希望なんだよね
決して諦めず希望を見出した
支配と負の感情のシスとは違い、静寂と無感情の旧ジェダイオーダーとも違い
新たな愛と平和を守る騎士となった
そしてアナキンを覆う外装甲を外し看取ることになる
しかしそれは永遠の別れではなく、フォースと一体化したということ
勝利に湧く仲間たちと喜びを分かち合い、それを優しく見守るフォースの霊体となったオビワンとヨーダとアナキン
ここが、どうやっても越えられない終着点なんだと改めて思う
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