「リーヴ氏に敬意を表して」スーパーマン(1978) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
リーヴ氏に敬意を表して
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導入部分だけでかなり面白い。クリプトン星崩壊や罪人をファントム・ゾーンで流刑にするシーンなど、かなり金もかかっていそうだ。そして、地球に到着した際の牧歌的な麦畑を中心とした田舎の味わい。デイリー・プラネット社に入社するまでには1時間近くも費やしていた・・・
ロイスをヘリコプター転落から救ったあとは、小エピソードのオンパレードとなるのですが、木から下りられなくなった子猫を助けるシーンは何故かあちこちに多用されていることに気付きました。ヒーローものには不可欠なんでしょうかね。
TVシリーズのスーパーマンも人気がありましたけど、電話ボックスでの変身シーンを思いっきりカットして、回転ドアや飛びながらの変身、そしてギャグっぽいシーンもあったりして非常に面白い。ロイスと空のデートなどというファンタジー・ロマンスの雰囲気が女性にも人気が出た要因なんでしょうね~
悪役レックス・ルーサー(ハックマン)も存在感があります。頭が良くて、クリプトン爆発の際の隕石に目をつけたり、軍のミサイルを奪ったりと現在にも通用するテロの手口。そして、ピンチのときに裏切ってくれたテッシュマーカー(ヴァレリー・ペリン)の存在。オトボケ役のオーティス(ネッド・ビーティ)も忘れてはならない。さぁ、スーパーマンは二つのミサイルを阻止できるのか!
ラストのロイスを助ける手段は反則技だと思うが、全体的なまとめ方が素晴らしく上手い。
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