劇場公開日 2023年9月15日

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「悪態を吐きながら観る映画」スーパーマリオ 魔界帝国の女神 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5悪態を吐きながら観る映画

2023年10月8日
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笑える

単純

寝られる

マリオへ対する愛を全く感じさせないクソ映画です。
尺も長く、100%時間を無駄にしてしまいますが、自己中心的な監督夫婦の被害者であるスタッフや、出演俳優の皆さんと同じように悪態をつきながら観る作品です。
マリオを演じたボブ・ホスキンズさんは生前、インタビューで
"The worst thing I ever did? Super Mario Brothers. It was a f***in' nightmare. The whole experience was a nightmare. It had a husband-and-wife team directing, whose arrogance had been mistaken for talent. After so many weeks their own agent told them to get off the set! F***in' nightmare. F***in' idiots."
(今までやった中で最悪だったこと?スーパーマリオブラザーズ。悪夢だよ。すべてが悪夢だった。夫婦で監督をしていたんだけど、その傲慢さを才能と勘違いしていた。何週間も経った後、彼ら自身のエージェントから撮影終了を告げられたんだ。悪夢だ。バカどもめ。)と話し、
クッパ大王を演じたデニス・ホッパーさんは生前インタビューで、
"My 6 year old...said, 'Dad, I think you're probably a pretty good actor, but why did you play that terrible guy King Koopa in Super Mario Bros.?' and I said,
'Well Henry, I did that so you could have shoes,' and he said, 'Dad, I don't need shoes that badly.”
(僕の6歳の息子が言ったんだ、『父さんはかなりいい役者さんだと思うけど、どうしてスーパーマリオブラザーズって言う映画で、あんなにひどいクッパ大王を演じたの?』と聞かれた時、僕は『ヘンリー、君が満足な食事をとれる為に頑張ったんだ』と答えたら、彼は『父さん、あんなものに頑張る必要はないよ』って言ったんだ。)
と話しています。

任天堂の看板に泥を塗り、スタッフや役者の皆さんを苦しめたこの作品の監督夫婦は罪深いと思います。

ちなみにその後この監督夫婦は離婚しました。

上記エピソードを踏まえた上で観るとまた違った楽しみ方が出来るかも知れません(笑)
お時間があれば是非お試しを🎵

蜷川吝塀