シンドラーのリストのレビュー・感想・評価
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小学生の頃に鑑賞したけど、強烈に覚えている
そのシーンは「この指輪一つでもっと多くのユダヤ人を救えたハズ…」と主人公が過去を振り返って吐露するシーン。
鑑賞から20年以上経っているのに、子供の頃に観たのに、断片的とは言えこんなに鮮明に記憶しているものかと思うだけでも、この映画の持つ力を感じずにいられない。
他にも、虐殺から逃れるために子供が肥溜に隠れるシーンも鮮明に覚えている。子供心に相当衝撃だったのだろう。
ナチスによるユダヤ人迫害の悲惨さ冷酷さにしばらく重たい気持ちを抱えた記憶があるが、今になって思うと、この映画を観せようと思った母もスゴイ。
大人になった今、改めて観てみたいと思う映画。
ババアがタイピングしだしたときの
ただ泣ける・・・それだけです
本作を観るのはこれが三回目です。
でも、今回が一番泣けました。
悪事を働いていた主人公シンドラーが結果的に善の行いをしていた、というスピルバーグ監督の解釈のおかげで、本作は過剰にセンチメンタルにならなかったのだと思います。
スピルバーグ自身は、この映画を撮っている間ずっとストイックになっていたと思います。ノンフィクションという虚構の世界を、あくまで私情を入れずに冷静に描いたから、この作品の魂が虚構を超えて観客の胸にリアルに伝わったのだと思います。
改めて思ったのが、スピルバーグの映像感覚はすごいということ。なんというか、映像の線に知性の結晶みたいなものを感じます。映像だけで、ここまで感性を刺激する監督さんは、現役の監督さんの中で他にいるのでしょうか。尊敬してしまいます。今回、改めてあのエンディングを観て、個人的な迷いがふっきれました。
それにしても600万人のユダヤ人が虐殺されたなんて、想像力のキャパを超えすぎていて、何も考えられません。
時代の力は凄まじく、人は簡単に変わるもの。わたくし自身ですら、あの時代あの国にドイツ人として生まれていたら同じことをしていたかもしれません。倫理が必要とされるのは、まさしくこの次元だと思いました。
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