シルバラードのレビュー・感想・評価
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痛快西部劇。私は西部劇苦手だがこれは楽しかった。 4人の男たちが仲...
痛快西部劇。私は西部劇苦手だがこれは楽しかった。
4人の男たちが仲間となる。やがて、それぞれの道へ。だが、縁あってまた集結、互いに助け合いながら宿敵と戦う。そしてまた、それぞれの道へ。なんともカッコいいのだ。K・コスナーがペーペーで笑ってしまう。見る価値ありです。明日放送ありますよ。
撃ち合いをリアルにやったら、面白くもなんとも無い。
話が複雑すぎる。いくつものサイドストーリーがあるから、最後の30分だけ見れば、良いと思った。2時間13分の映画じゃない。
派手な撃ち合いのシーンを見ていると、日本のチャンバラの殺陣の方が迫力あると感じる。撃ち合いは、ただ撃つふりをして、馬から落ちるとか、屋根から落ちるシーンを撮れば良いわけでから!アクションのからくりは単純だ。
それでも、マカロニ・ウェスタンが面白いのは、常識を超えた戦いを演出するからだと思う。マカロニ・ウェスタンのルーツに黒澤明監督の『用心棒』が上げられるが、納得する。撃ち合いをリアルにやったら、面白くもなんとも無い。
また、スター・ウォーズのライトセーバーで殺陣を演じるが、単調で迫力が全くない。殺陣は世界に誇れる日本文化だと思う。
昔ながらの西部劇
80年代でもこういうオーソドックスな西部劇あるんだね。いつまで経っても時代劇が好きな日本人と変わらない。
しっかりした役者が演じれば、できの良い作品に仕上がる。若き日のケビン・コスナーは格好いいね。皆さん、乗馬もしっかりやっている。若きリンダ・ハントも良い役どころ。
趣向があるとすると、有色人種のガンマンぐらいかな。彼のお父さんを除くと死人なく、ケガで済んで良かった。主要出演者が哀れに亡くなってしまうパターンが多いけれど、この作品にはそれはなく、とても幸せに終われるのが良い。
保安官の正当防衛
ケヴィンクライン扮するペイドンは、5年間刑務所にいて砂漠で身ぐるみ剥がされた所、スコットグレン扮するエメットに拾われた。ペイドンは、エメットとともにシルバラードへ行く事にした。シルバラードへ向かう途中の町でケヴィンコスナー扮するエメットの弟ジェイクが罪を犯し縛り首になる所だった。ペイドンは、身ぐるみ剥がされた奴を見つけて射殺した所を捕まったがエメットの弟と脱獄した。町を追い出された黒人のガンマンも連れ立ってシルバラードへ向かった。最近、西部劇を観ているとほとんど感動を覚える事は無くなった。保安官殺した者が保安官になれるのかな? 単なる殺し合いばかりでちょっとウンザリと言う気分だね。
新古典的西部劇
総合:60点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 60
ビジュアル: 70
音楽: 65
西部劇の全盛期が過ぎた1985年製作という比較的新しい映画なのだが、古典的な西部劇の要素をそのまま引き継いだ作品。
物語は主要登場人物の出会い編で多少複雑にはなっているものの、基本的に勧善懲悪の単純なもの。悪事を働くボスとその周りのやられ役のその他大勢が登場する。音楽なんかも古い時代の西部劇そのままの流れをくんだもの。黒人が主役級で出たりとかネイティブ・アメリカンが敵役で出てこないとかというのは流石に新しい映画ではあるが、それ以外は昔ながらの西部劇そのもの。新しくてもあまり目新しさはない昔ながらの普通の西部劇。
ウエスタンがそこにある。
いわゆるウエスタン、西部劇の基本がすべて詰まってます。
ガンマン。
保安官(良いやつも悪いやつも)。
幌馬車。
夜のキャンプ。
そして、お約束扉の酒場。
ストーリーはロードムービーの姿を呈しているが仲間がどんどん増えてきたり、キャラの出番がそれぞれの良さをうまく描いていたりで非常に面白い。
結末もお約束どおりで、安心して食べられる美味しい定食屋さんのようです。
西部劇って、かっこいいなあと再認識させてくれる映画です。
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