劇場公開日 1956年7月12日

「タイトルが最高だよね」知りすぎていた男 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5タイトルが最高だよね

2020年5月26日
PCから投稿

前半の異国情緒漂う感じもストーリーをより霧に巻いているようで素敵だし
あのラストのほっこりする感じもすき。

ジェームススチュアートはやはり最高だよな~
あの渋さと、今作ではスタイルの良さにもびっくりした!
ドリスデイもどんどん素敵に見えてくるんだよね~
ケセラセラ~も素晴らしい歌のように聞こえましたな
ケスェラ~スェラ~~

この連休(自粛期間)でヒッチコックの代表作を観てきました。
せっかくなので、マイベストヒッチコックを。

1.鳥
2.ダイヤルMを廻せ!
3.サイコ
4.ロープ
5.見知らぬ乗客

やっぱり鳥はナンバーワン。"鳥"要素だけを使ってあれだけ恐怖心を煽るのは天才としか言いようがない。そして、ダイヤルMを廻せは最初の方に観たのですが、これも衝撃が忘れられない。この構成で作られた物語がラストまで緊迫感を保ち続けるのが凄い。(死に方も凄い)
あとヒッチコックを語るに欠かせないサイコ。
そして、ワンカットに魅了されたロープと、テニスの試合のワンシーンで衝撃が走った見知らぬ乗客。

本来なら、「めまい」や「裏窓」も欠かせないのだろうけど、この二作は"何度も観てさらに作品の良さが深まる作品"かなと。ベストは衝撃度で選んでしまった部分があるけど、この二作は心理にもっと深く踏み込んでいる。何度も観て大事な一作になるイメージが強いです。

しかし、英国時代の作品は全然手をつけれていないし、
ファミリープロットやら海外特派員といったやや埋もれた作品は観れていないので
楽しみとしてとっておきます。

JYARI