劇場公開日 1998年12月19日

ジョー・ブラックをよろしくのレビュー・感想・評価

全62件中、41~60件目を表示

2.5ラブシーンのおそろしい長さ

2020年7月11日
PCから投稿

かつて話題になったが見ていなかった。
ミッドナイトランという映画が好きでマーティンブレストにウォルターヒルのような乾きやアクションを期待したが、これは濡れっぱなしのラブストーリーだった。
映画そのものも長く、情交シーンも長く、寄ったカメラで見つめ合うラブシーンも長く、ピーナツバターを舐めるだけのシーンも長い。
とにかくなにもかも長い。
しかもそれらが、ぜんぜん引いてくれない。
ゆえにブラットピットは嫌いではないが、この映画のぬめっとしたかれは好きではない。ほとんど彼の女性ファンにアピールする撮り方をしている。おそらく監督は意識的にアクション映画の方法論──短いカット割り──を封印していて、それが映画から乾きと朗色を奪っている。

ただし、ロマンチックなラブストーリーという需要からすれば映画は悪くない。が、こんなの彼女と見に行ったら、居心地悪すぎてたいへんなことになったろうな──などと思った。登場人物のブルジョアも昔の自分が見たら敬遠の対象だったと思う。

眉がきれいな曲線のヒロインはこの映画以外では見たことのない人だった。後年ワインスタインの犠牲者のひとりだったことを明かしている。

印象はラストの花火が豪華だったことだが、じつのところ、湿っぽくて長い映画から解放された解放感があの花火に集約されていた。
また、ジョーが車にはねられるシーンがめちゃリアルだった。あのシーンだけは確かにマーティンブレストだった。

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津次郎

3.0面白い題材なのに面白くない

2020年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

死神が事故死した青年の肉体を借りて、大富豪パリッシュの前に現れ死の通告をする。と共に、束の間の人間社会を楽しむというお話。人間界で誰もが避けられない”死と税金”をキーワードに物語が進む。ブラッド・ピットが初めてピュアな青年役を演じて、この作品最大のセールスポイントになっているのは、3時間の長い上映時間をどうにか持たせていることで明らか。但し、死神を演じるピットの演出コンセプトがピットの魅力を生かしていない。キリスト教の敬虔な信者と思われるマーティン・ブレスト監督の死神の設定が真面目過ぎてユーモアが足りないのだ。さすがにアンソニー・ホプキンスは演技と脚本を同質にしているが、作品としては彼の演技に頼りすぎ。社長室で心臓発作を起こすアップカットのモンタージュは、しつこくて頷けない。対比としてピットの死神は、人間界を時にシニカルに時にユーモアたっぷりに描けば、ピットも演技の幅が表現できただろう。ピーナッツバターの美味しさだけでは勿体ない。クレア・フォーラニーは、感情の整理が付かない時の一寸した仕草と視線が美しい。
深刻さが勝る内容を考えると、映画の題材ではなく小説のほうが合っている。丁寧な画面作りに恋愛と親子愛の大切さをじっくり描写はしているが、小説なら死神とパリッシュの会話にもっと生きた人生の言葉(台詞)が表現され、説得力を得たと思う。
映画のストーリーテラーの点でも尺が長すぎるし、コンセプトの点でも最終的に何を言いたかった作品なのか解りにくい。ブラッド・ピットファンのための映画と称されても仕方ない。

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Gustav

4.5 心に残る映画

2020年5月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

 ブラッド・ピットが美しくつチャーミング。
カフェでの好青年と死神の二役を見事に演じている。死神がスーザンと初めてキスをして感動の
あまりに涙を一筋流すシーンはすごいな、初々しさがよく出ている。
 スーザン役の女優さんも綺麗でとても魅力的。
もちろん重鎮のアンソニー・ホプキンスも素晴らしい。
 現実的にはあり得ないストーリーなんだけど、3人の素晴らしい演技で自然にこのファンタジーに
入り込めました。

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モビ

4.5エマニュエル・ルベツキの業

2020年4月27日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.6
去り難い。それが生だ。
死神を交えた素晴らしくウィットにとんだ人生賛歌。死を前に訪れる死神。死期をしる事によって、家族や自分に向き合う時間を得られる。そしてその人間の生を一緒に知る事により、死神もまた生の素晴らしさを知る。
ブラピの最も美しい時代を切り抜いた作品である。
そして3時間もの長尺の物語を、重厚かつ素晴らしい作品に仕上げているのは、やはり三度のオスカーに輝いた撮影監督のエマニュエル・ルベツキの業であろう。
地球に舞い降りた死神。高畑勲のかぐや姫と構図が似ており、本作は愛という切り口でこの世を描いている。この世は生きるに値すると。
去り難い。それが生だ。心に沁みる。

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カメ

3.5ブラピが若く美しい

2020年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

マーチンブレスト監督は、ラージ賞にノミネート
この後見なくなったよね。
ブラッドピットが若く美しい、そしてミステリアス。
女優さんも、ケイトウィンシュレットみたいに
面長だけど美しい。クレアフォーラニー。
180分と長いね。
ラストで、この先は?
時に委ねよう!
僕はすきな作品だな!

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大阪ぶたまん

4.5人生の機微

2019年7月6日
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泣ける

幸せ

アンソニー、クレア、ブラッドの、目で物を言う繊細な演技から目が離せない。話の筋は奇抜だけれど、それだけで終わらず、人生ってそういうものだよね…と共感させられる。

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あまおと

2.0ピーナッツバターとスプーン

2019年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 序盤、ブラッド・ピットが車にはねられるシーンは凄い!あれじゃ即死だ!と思う間もなく、驚きすぎてしばらく呆然としてしまった・・・リアルすぎ。どうやって撮ったんだろ・・・

 死神は若者の姿を借りてパリッシュのもとに現れた。なぜそれが死んだばかりの青年だったのかわからない。ジョー・ブラックという名前もパリッシュが紹介するときに咄嗟につけた名前。1952年に15勝した投手と同じ名前だなんて洒落た会話もある。

 大企業社長であるパリッシュとジョーの関係が重役たちに疑われる。折りしも合併話が進行中だったためピリピリした雰囲気。ジョーの進言に従って一旦社長の座を退いたなどのドラマもあったが、結局は死に行く者の悲哀を描かなければおかしい。しかも娘を死神にspooningされても友情のようなものを感じているし、展開がおかしい・・・しかも、死神とセックスしても普通の人間と同じ扱いだし。

 ピーナッツバターとスプーン、そして“死と税”などというキーワードの使われ方は面白かった。ただ、3時間は長すぎだろ・・・おかしいぞ。

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kossy

4.0ブラピに見惚れる

2018年12月8日
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何度も観てますがブラピ作品の中でブラピが一番美しい作品だと思う。ほんと見惚れるわ〜。全てが初体験のジョーブラックは可愛いくてキュンとくるし、笑顔とか優しい話し方など全てに惹かれます〜。ヒロイン役のクレアさんもとても魅力的。ラストはファンタジーだからね〜私は2人共好きですけど。

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サラ

3.0アンソニー・ホプキンスとブラッド・ピット

2018年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アンソニー・ホプキンスとブラッド・ピットの2人が良かった。(特にホプキンス)
ラストシーンがちょっとくどい。

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sukacinema

3.5レクターとは別人。

2018年3月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

観る気のしない映画だったけど、ブラピだしアンソニー・ホプキンス出てるしなんとなく観た。
アンソニー・ホプキンスが良かった。知的で威厳があり存在感抜群。ストーリー的にも楽に観れて良い。
観て損はしない映画。

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トラ吉

4.0メモと感想 恋の時間が、こんなふうに優雅にゆったり流れたらいいなと...

2018年3月22日
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メモと感想

恋の時間が、こんなふうに優雅にゆったり流れたらいいなと思えた。女性として観ていて気持ちよかった。
恋人同士の冗談が上品で静か。

邦画のように人を描くためにゆっくり尺が割り当てられていた。
役者の表情の映り方が優雅だった。家族間、恋人間で目を合わせる描写が多くて、優しい映画だった。
ブラッド・ピットが茶目っ気がある役で、ゆっくり楽しめた。
死神が感じている「永遠」の時間はこんな流れ方なのかなと思った。

ほのぼのと恋の時間が楽しめた

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えむ

3.5メモ

2018年2月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

あどけなさ
BGMが常に最高潮みたいな雰囲気

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小鞠

3.5美しい死神ブラピが降り立った

2018年2月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、CS/BS/ケーブル、映画館

幸せ

思い出しレビュー31本目。
『ジョー・ブラックをよろしく』

ブラッド・ピットが人間の女性に恋をする死神に扮したロマンチック・ファンタジー。

尺は3時間。終始穏やかなペースで、やや単調には感じる。
が、死を前に死の受け入れ、親子愛、男女の恋愛など感動的に綴られ、優しい見易さ。
ラストのパーティーのシーンなどゴージャス感も。

本作は、ただひたすらブラッド・ピットを3時間堪能する作品である。
とにかく、美しく、カッコいい。それは男の自分でもそう思う。
まだ人間の時の好青年っぷりは地でしょう。
彼が事故死し、死神が乗り移ってからは、ちょっと不思議な魅力。
ピーナッツバターを食べる様はキュート。
ラブシーンなんかは、女性の方ならKO級だろう。
最近は個性的な役柄を好んで演じるので、ここまでブラピの美貌をたっぷり拝めるのは、今やある意味貴重。

男性ならば、クレア・フォラーニの魅力にメロメロ。もっと売れっ子になると思いきや…、残念。
アンソニー・ホプキンスはさすが作品に重厚感をもたらしてくれる。

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近大

3.5ブラピがただただ美しい

2017年10月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

男でも惚れ惚れするくらいブラピが美しい。
恋愛ものとして各所煽り文言が見受けられるが、死神を通してのヒューマンものだと思う。
お屋敷やらガーデンパーティーやら花火やら、邦画では考えられない予算の掛け方。

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たかひろ

4.0キャスト良し おもしろい

2017年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キャスト良し
おもしろい

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れお

3.5死を受け入れる

2016年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ラストシーンがとても印象的。
What a wonderful worldの曲と映像が相まって
「美しい」という言葉がピッタリな作品。
3時間は長く、登場人物たちがすんなり
彼を受け入れるところに違和感を覚えるけど、
最後にそれもどーでもよくなるほど
引き込まれる。
エンドロールのウクレレのOver the rainbow
が優しい。
自分のところに彼がやってきたら
アンソニーホプキンス演じるお父さんのように
死と向き合って受け入れることができるかな。
悔いはないか?...ある。

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m&m

4.0ブラピイケメン

2015年11月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

ブラピ作品の中でもかなりのイケメンだな。故に世界一かっこいい死神。クレアフォーラニもすごい綺麗で素敵だった。アンソニーホプキンスは相当な頭の切れる人だったんだなと思うねー。ピーナツバターがめちゃめちゃ食べたくなった

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マサル

4.5美しい

2015年9月12日
iPhoneアプリから投稿

若かりしころのブラピが美しい
クレアフォーラニは表情が豊かで美しい
アンソニーホプキンスの演技もいい
最後の花火のシーンといい
美しい映画でした。

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Masa

2.5ゆーったりと

2014年12月18日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

ブラッドピット。少しわざとらしい初々しい演技だがAホプキンスがガッチリ脇を固めてるので見てて飽きない。彼女も綺麗だが最近見ないような、、。ただ車にひかれるシーンは何度見てもリアル。

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がい

3.5少し長い映画です。

2013年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

死神は自分の正体を最後まで隠したまま
死神と人間が恋におちたら
常に死と隣り合わせの,冷酷な死神がとった行動とは。

アンソニー・ホプキンスが怖い役じゃない(!)

でもね,3時間もいらないんじゃないかな。
ゆっくりとした時間の流れとそれに合わせた音楽があってこそこの感動があるのかもしれないのだけど。

さて,このふたつの言葉の関連が最後にどんでん返しをおこします

『death and a tax』

2008年06月15日

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うえあおい
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