劇場公開日 1998年12月19日

「愛と人生の素晴らしさ。」ジョー・ブラックをよろしく 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5愛と人生の素晴らしさ。

2020年10月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

10代の童貞の頃、初めてちゃんと観た恋愛映画。
美しい映画だったなぁと言う記憶の中、
20年経って久しぶりに観たけど、記憶の中の美しさより
美しかった。
童貞だった僕も大人になり父親になり、
ブラピの美しさだけじゃなくアンソニーホプキンスの
父親としての偉大さを知ることとなった。

にしても、ブラピが良い。
「ファイトクラブ」「セブン」のブラピも良いけど、
見た目は大人、中身は死神で童貞で駄々っ子なブラピも
素晴らしい。

三時間と長いんだけど、どの会話も詩のように美しく
心に残る。

2020年10月、コロナで疲弊してるのもあるのか、
芸能人の自殺も目につく。
今こそ観て欲しい映画、
アンソニーホプキンスが人生と愛の素晴らしさ、
生きる意味を教えてくれる。

20年も経つと価値観も変わって、特に恋愛感なんて変わって
10代の頃好きだったモノなんて、青臭くてピンと来ないかな
と思ったけど、素晴らしいものは時が経っても素晴らしかった。子供たちにも観て欲しい。

奥嶋ひろまさ