「色褪せぬ傑作」ジョーズ 筋肉モリモリマッチョマンの変態さんの映画レビュー(感想・評価)
色褪せぬ傑作
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サメ映画の基盤を形作った偉大な作品。
今や「サメ映画」が一つのジャンルとしての地位を獲得しているのはこの作品ありき。「サメが映らない」というかつて無かった斬新な発想が功を成し、加えてスピルバーグの天才的な演出と恐怖を煽る音楽が観客のド肝を抜いた。それは現実のビーチ産業を殺し、サメの個体数を極限にまで減らす事態に発展した。
前半でサメによる複数件もの襲撃事件と人間同士の衝突を「ホラー」として描き、
後半では男3人とサメの死闘を「スリラー」として描いている。終盤にかけての盛り上がりと印象的なクライマックス。時間を忘れさせるほどの面白さだ。
この映画がこれからもずっと、サメ映画の金字塔として君臨し続けてくれることを祈る。
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