劇場公開日 2022年6月17日

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「やっぱり映画はストーリー」ショーシャンクの空に ISSIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5やっぱり映画はストーリー

2024年11月12日
PCから投稿

後から何に感動したんだろう?と問うた時に「主人公の希望」ではないか?と多くの人が思うが、違うのである。
やってる事は 古くからの勧善懲悪(善が悪をこらしめる)の手垢の付いた感動である。でも大の大人は、それを認められないから、希望とか言うのである。
囚人が善で、看守が悪と言う逆の設定の勧善懲悪の物語。チープになりそうな設定だが、(かなりアクロバティックな設定と展開なのに)巧みなストーリー展開で視聴者を引き付ける。(スーパー強い人が、他人の為に、自分の危険を顧みない無敵のヒーローも出てこないのに)である。
たとえば主人公の性格から脱獄を決行するタイプではない。(穴は掘ってみるが、成功の確率を考え止める人)
かなり作者は、そこの動機付け(止むに止まれず脱獄でないと面白くない)には悩んだろうと思う。主人公の性格自体を変えようか?とも悩んだはず。でもそれじゃ面白くない。どうしよう?って、その答えがしっかりしているから この映画は成功したんだと思う。(悩んだのは、そこだけではないだろうが)
でも大歓迎である。やっぱり映画はストーリーである。
やっぱり僕は勧善懲悪が好きである。仮面ライダー世代だから、

ISSI