「感動作のお手本のような作品ですね」ショーシャンクの空に septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
感動作のお手本のような作品ですね
“午前十時の映画祭”
今年から始まった企画です。
50の名作を順次上映していきます。
今作は私が観に行った映画館の1作目。
休日とあって10時の回、12時55分の回、ともに満席でした。
「こんなに混んでるの初めて!」と
驚いていた女性のお客様もいるくらい長蛇の列でした
(昨年、東京国際映画祭、朝7時30分から並んだときなみ)。
鑑賞代金は1,000円均一ですから、
映画館ではなくHPで前もって購入するのをお薦めしておきます。
☆彡 ☆彡
いい意味で
オーソドックスな
まとまった良い映画だな(笑顔)
〈 心の豊かさを失っては駄目 〉
私の周りの映画好きが
一番好きと挙げる作品のトップが今作。
その理由は・・・
・生きる勇気を与えてもらえる
・くじけそうなときに頑張ろうという気になる
・よくわからないんだけど、無性にやる気が出てくる
など、非常に前向きな気持ちにさせてもらえるから、という点に集約されています。
私、今作、学生時代に
ビデオレンタルで観たのですが、
そこまで記憶に残っていなかったんです。
だからこそ、みんながみんな口を揃えて
いい!いい!と連発するので、丁度いい機会かな、と行ったわけです。
人間の記憶力って、すげぇな
なんて、思わず感心してしまったのは、
記憶に残ってないとか言いつつ、クライマックスに
近づくにつれ、次に来るシーンの映像が鮮明に頭の中に浮かんできたこと。
そんなによかったかなぁ?
俺は『ニュー・シネマ・パラダイス』のほうがいい気がするけどなぁ
と、映画好きな周囲の人たちと話していたくせに!
なんだ、あんた心に刻み込まれてるじゃん!もう、素直じゃないんだから!!
と、映画の世界に感動しつつ、
もう一人の自分から激しいツッコミを受けてしまいました(苦笑)
☆彡 ☆彡
ストーリーとか、
どの映像が好きとかより、
今回一番心に残ったのは、
モーガン・フリーマンの存在感の大きさ。
そして『インビクタス』を観たばかりの私からすると、
「なんで、老け込んでいないの。全然、変わっていないよ」との驚き。
一番、そこに感動してしまいました(笑顔)