「主人公のモーガン・フリーマン演じるレッドからの視点にして、もう一人...」ショーシャンクの空に Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公のモーガン・フリーマン演じるレッドからの視点にして、もう一人...
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主人公のモーガン・フリーマン演じるレッドからの視点にして、もう一人の主人公アンディを客観視している今作は、秘密めいたアンディの心の中を視聴者にも知られないようにするためだと思う。
ショーシャンク刑務所の建物が見応えがある。レトロな車両も登場。
レコードのエピソードも印象的。心の中にある音楽は誰にも奪えない。
アンディはアルコールを辞めた。ダビデが悔い改めたように。そしてまるでソロモンのように信頼と富を築き上げた。
権力乱用し私腹を肥やす刑務所の所長は、聖句まで暗記しているほどの聖書の愛読者。彼は聖書をどう理解していたのか不思議。暴力と恐怖で支配して上手くやってきたのだろうが、アンディの心の中の希望は奪うことができなかった。
豊かな人生を生きるためには、リスクを冒して細く狭い道を通らなければならない。
ラスト、まるで二人は楽園で再会したような描写。
結果的に今作自体が聖書のようでもあった。イエスのことを弟子視点で書かれた新約聖書のように、アンディのことをレッドが語る。
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