「アンディに誇りや希望の在り方を教わった…!」ショーシャンクの空に ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
アンディに誇りや希望の在り方を教わった…!
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地上波放送でやったのを機に初めて観たのだけど、とても、とても良かった…!
冤罪で刑務所に入れられても誇りと希望を失わないアンディ。
暴力が渦巻く刑務所内で、知識と知性で他の囚人や所長・看守たちとと渡り合っていくのがとても良い。
知識と知性は誇りであり武器なのだとアンディを見ていて思う。
そしてアンディは他の囚人たちにもその誇りを持ってほしいと願う。
彼が看守と交渉してたくさんのビールを持ち込ませたり、行政に要望の手紙を出しまくって図書室の図書を充実させたり、罰則覚悟で大音量で囚人たちにモーツァルトを聴かせるシーンがとても好きだ。
アンディは囚人たちに束の間でも人としての豊かさと尊厳を取り戻す時間を与えたかったんだな。
心の自由はそこから生まれるから。
あとアンディがブルックス記念図書館を作ったところは泣きそうだった…。
モンテ・クリスト伯は教育書!
ラストシーンもとても良かった。
ちゃっかりと早期の段階から脱走計画を進めていたアンディ。所長を出し抜く様やそのタネの数々は痛快だったし、何より「自分は塀の外では生きられない」と諦め、外で生きる希望を見出せなかったレッドの希望になったのが良い。
そう、レッドとアンディの友情もとても良かった。
本作はレッド目線の穏やかで表現豊かなモノローグも素敵なんだよな。
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