「誰にも奪えぬ希望を胸に」ショーシャンクの空に しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
誰にも奪えぬ希望を胸に
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Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕)。
原作(刑務所のリタ・ヘイワース)は未読。
タイトルだけは知っていた名作、初鑑賞でした。こんなにも素晴らしい映画を、何故今までスルーしていたのだろう。激しく後悔しました。本作を観たことで、映画ファンを名乗って良いと云う許可をようやく与えられた気がしました。
自由を求め、どんな状況でも希望を持ち続けたアンディの姿は、人の真の強さとは何かを訴え掛けて来るようでした。
自由についても考えさせられました。それぞれに個々の自由があり、ひと括りに出来るほど単純な概念ではないな、と…
そこに希望があるか無いかで、自由の意味は一変してしまいました。片や必死に死に、片や必死に生きようとした。
生きるとは心を豊かにして希望を持ち、自分にとっての自由を模索し続けることなのかもしれない、と思いました。
アンディとレッドの間に芽生えた友情が美しく、伏線の効いたアッと驚くラストもとても鮮やかで、爽やかな感動をもたらしてくれました。エンドクレジットが始まり、脳内で様々なシーンを反芻している内に、思わず目頭が熱くなりました。
[以降の鑑賞記録]
2022/05/20:金曜ロードショー
※修正(2024/04/09)
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