ショーガールのレビュー・感想・評価
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Goofy but More or Less True?
Showgirls gets a lot of critical press, scorned off as misogynistic, exploitation camp. Call them apologists for Las Vegas; I don't think anybody could argue that there isn't some considerable truth to the experience stateside-newcomer Veerhoven reflects on the film. The biggest flaw is that the dance shows are way more cheesey than I would like to think they actually were at the time of release.
ある意味芸術的な軽さ
悪評高い作品とも知らずに視聴。
プッツン系のストリッパーがショービズの世界で成り上がり?スターになってゆくストーリー。女体を語らないとすると、ストーリーを語るのだが、なんとも言えない軽さ。
物語の要素として成り上がりの中、エースとの対決及び誘惑、旧友との友情、元々のストリッパー小屋の連中、凄腕ダンサーの誘い、イケメンの誘い、他、沢山あり、
残念なことにそのどの要素も掘り下がらなかった。言い方を変えれば伏線のようなものが、そのまま放置。
そしてその伏線は放置し、ラストは全てを捨て新しい街へ。これは自分が一番大嫌いなパターン。
現実社会じゃありえないよね。こーいうラストはアメリカ社会の無責任さを助長してると思うのだが。
カタルシスは何か?
甘い誘惑、友情よりも、思うがまま生きること。
主人公は綺麗。
私にとっては、面白い映画。
裏切り
文字通り突き落としておきながら咎められない、他人を貶めて生きながらえる。良心を司るルームメイトが酷い目にあったり、親身になってくれた友人が普通に退場したり、こちらを混乱してくる。実力主義だとか因果応報的な説教をするつもりはないのだろう。マウントし合う中で上に立っていけるかが全て?終盤に明かされる主人公の過去。その挙げ句、男前に立ち去ろうとするのか?主人公に心を寄せようとする観客の心をトコトン突きはなし、ラストに中指立てさせようとする変わった映画である。どこまでが監督の狙いか…
急に踊れたり、リアリティを求めた作品ではないが、ショービジネスに対してリスペクトは感じられない。ここまで脱ぎ散らかしながらも、全くエロスを感じない。レイプシーンの酷さは完全にアウトで、プールでのセックスシーンは歴史的失笑。
妥当な展開
つまらなかった
・トップレスのショーがラスベガスでは当たり前で、そこに出演している踊り手たちが娼婦としてもパワハラされながら働いているっていう事実は興味深かった。
・ショーも同じ演出みたいだったし観ている人達は面白いんだろうかと思った。
・キャラクターの破綻が凄すぎて、途中から観てられなかった。主人公が娼婦に対して強い嫌悪感を持っているのが親がとかだろうなと思ったけど、ストリップで堂々と全裸になったりすることには躊躇ないのかなとか何とも感情移入しづらいことが多かった。最初にいた小さな小屋のストリップ小屋?のオーナーが酷いおっさんなのかと思ったらいい人っぽい感じになったりしてわけわかんなかった。終始一貫していたように思えたのは最初の小屋で太った中年の女性くらいか。
・主人公の事が好きだって言ってた黒人が普通に別の女とセックスしてて子供つくってっていうのが非常に混乱した。
・最初に仲良くなった黒人の女性がラストで初登場の憧れの歌手からレイプされた後、主人公がそれをやり返すのがクライマックスになっていてさらに混乱した。レイプの動機も意味不明だった。
・舞台と楽屋との間にある階段でトップを突き落とした後、自分もやったからわかると主人公をあっさり許したのがわけわからなかった。
・ベルサーチをベルセイスだったか読み違えて苦笑されていたのは面白かった。
・トップレスのシーンが多くてそういった意味で唯一無二の映画だと思った。
一発抜いてこう!
本編の8割くらいが、女の裸というのもそうそうない。
この映画は中学生の時に出会いたかったと今さらながらに思う。
一番の見どころは、クリスタルが、ノエミが働いているストリップショーに、恋人で興行主のザックを連れて現れ、自分の目の前でザックと"プライベートダンス"を踊れと札びらを切って命令。
それにノエミが憤るも挑発的なダンスで応えてザックを魅了し、クリスタルにノエミに対する興味と対抗心の相反する感情を抱かせる。
個人的にここが一番のカタルシス←使い方間違ってる
私は完全にザックの主観的光景を想像しながら観ていたのは言うまでもない。
ここまで個人的ゲスな部分を露呈してしまっているわけだが、ポール・ヴァーホーヴェンもきっとそのシーン観て抜いているのではないだろうか
成り上がりバックステージエンタメ
売春婦から500ドルでヌキありのストリップを経て、ホテルのヌードショーの看板スターへとかけ上がる。女の嫉妬と駆け引き、友情から復讐。日本人の接待に使われるアメリカの風俗。氷で乳首を立ててステージに。太っちょの服ずり落ち乳放り出し芸。興行役員のザックが唐沢寿明みたい。プールで噴水セックスw。そもそもノエミのダンスが上手いと思わなかったり、おっぱいも皆が言うほど綺麗かなぁと感じた時点で、そのあとどんだけ成り上がろうが説得力に欠けた。ラストは冒頭と同じヒッチハイクにのってラスベガスをあとにする。
私は嫌いじゃない
そりゃ男嫌いにもなるわ!!!
と思う主人公の経歴に驚きましたが、それ以外にも女の世界が描かれており良かった。
それに、やっぱり分かり合えるのは最終的には同性なのかなぁとも思わせる映画。
主人公はベガスでダンサーを目指してのし上がる素晴らしい強い信念の持ち主。
あそこまで筋が通っていたら合格ですね。
この映画、私は撮影するの大変だったろうにと思います。
トップレスシーンだけでなく、ダンスだってキレキレでショーガール達は皆とても美しい。
ダンサーって売れるの大変だろうし、この映画で採用されて踊るのも、映画の中のショーガールたちと重ねてしまう。
撮影する方もされる方も多分ご苦労されただろうと案じて★3.5
クリスタルの引き際が個人的には感動しました。
人は人を許さざるをえないんだろうなぁ…
バーホーベン版「イブの総て」
古典中の古典、名作中の名作「イブの総て」のリメイク。
さすがはバーホーベン、「イブの総て」を1ミリも感じさせない作りになっている。
堂々のラジー賞受賞、その授賞式でバーホーベンが
「そうだよ、俺は下品だよ!それの何が悪いんだッ!!」(意訳)と吠えたのが伝説となっている。
バーホーベン好きの私ですら、なかなか褒め所が見つけられない映画だが
頑張って褒めていきたいと思う。
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「イブの総て」に出てくるちょっと歪んだ男ドゥイットの事がバーホーベンは好きだったんじゃないかなあ。
ドゥイット=バーホーベンで
歪んだ男の視点から、女の世界・女の戦いを見るとこうなるって映画だったのかあ。
そう思うと、皆からボロクソ言われ続けた「ショーガール」も
ちゃんと「イブの総て」へのオマージュになってた訳である。
…なんて洒落臭いこと書くと
「オレはエロい映画が撮りたかっただけっ!!」
と、バーホーベンに怒られそう。
何はともあれ嫌いになれない作品なんである。
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追記:それにしてもジーナ・ガーションかっこ良かったなあ。
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