「りんちぇいデビュー作」少林寺 osincoさんの映画レビュー(感想・評価)
りんちぇいデビュー作
武術映画といえばコレみとけ、とオススメされる一作。
40年前の1982年公開作が4Kリマスターで登場ですよ!(←あまりよくわかっていない)
そうか…80年代ってそんな前になってしまったのですね。遠い目。
ハッ!ハッ!ハッ! ハッハ!
が見られました〜〜
犬の殺生からのくだりはドン引きですが、国的にも時代的にもオッケーってことですかね。
ヤギのシーンも、あぁーユキちゃんーー(違)!!となりました。
いやー、りんちぇいがピチピチな上、なんとも美しゅう。兄弟子たちもみんな強くて身体能力すごいです。スタント無しのほんまもん。
そんな中でも、りんちぇいが出てくると、なんとも目を引くのです。
なんでしょう、フォルムがね、美。
首の伸びと頭の安定感かしら。
馬の乗り方はかなり個性的に見えました。
あの表情がデビュー作にしてすでに完成されていたということも驚きです。
ピチピチりんちぇいのPVでもありますかね。
市川 猿之助似の師父はとてもいいお師匠ですし、兄弟子たちもいい子ばかり。
カエルを殺生したり、肉を食べたり、あっさり戒律を破りますけど。笑
結局、酔拳はお酒を飲んでも飲まなくても出来るってことですかね??
少林寺の頭の点々って焼印なんですね。
クリリンもジュッてしたの…
そう、ちょいちょいドラゴンボールを思い出しました。天下一武道会あたりまでの初期編、大好きだったなぁ。確か、鳥山明先生がDr.スランプのスランプ(連載やめたかった)から抜け出るための渾身の一作なのですよね。
李小龍やジャッキー作品とともに、この作品にも影響受けてるのではないかしら。ドラゴンボール意外にも、パロディで使われまくってるネタ元映画だと思います。
(少林寺をたのむ…グフッとか、柱の影からチラッとか…)
肉体を使った本格的な格闘シーンが盛りだくさんですが、時々意識が飛んでしまいました。
このビッグボリュームはかなり贅沢ですが、私はワンチャイのボリュームとテンポが好みです。
内容はともかく、キャストの身体能力に敬意を表して、星を+しました。
来場者特典で頂いたチラシがカッコいいです。