「定番の復讐劇だが意外と凝った設定なのだ」少林寺木人拳 作務衣もんさんの映画レビュー(感想・評価)
定番の復讐劇だが意外と凝った設定なのだ
カンフー映画期のジャッキー・チェン代表作の一本
【酔えば酔うほど強くなる”酔拳”】のような有名なキャッチコピーこそないものの、
オリジナリティあふれる木人との修行(試練)や衝撃のラストバトルがファンの記憶に残り続ける
カンフー映画定番の復讐劇ではあるが、設定が意外と凝っているのも見逃せない
幼いころ何者かに父を殺された主人公
彼はいつか犯人に復讐することを胸に秘め少林寺での修行に励んでいた
先輩に落ちこぼれ扱いされる毎日。ある日洞窟の奥に監禁されている謎の男と出会う
達人だと言う男から拳法を教えてもらうことに
この洞窟でのシーン。両手両足を鎖で繋がれた状態でどうやって教えるんだ? と思いきや妙に説得力のある描写になっているのも面白い
めきめきと上達する彼は、同時に外でも別の達人の教えも受けることになる
彼女は「(もう一人が)教えたのは人を殺めるための拳。急所を狙ってはなりません」と教える
二人の相反する教えを受けた彼は木人の試練も乗り越えついに父の敵を見つけるが、それは己の師匠だった・・・
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