少林寺木人拳のレビュー・感想・評価
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まいにちやった木人
少林寺木人拳では、過酷な修行をへて、闘いに挑む。
最終修行は木人と呼ばれる攻撃力がめっぽう高い自動攻撃装置がずらーっと両側に並んでいる道程を、やられずに通ることだった。
見たところ、木人は単調なパンチと蹴りを規則正しく繰り返しているだけだった。
しかしヒーローは必死だった。
小学生だったが、この映画がテレビで放映されると、ジャッキーチェンの人気も手伝って、わたしたちは完全に魅了された。
学校で木人拳の人垣の狭路をつくって友達を通らせて遊んだ。たぶん毎日やった。
わたしの世代ではあるあるだった。
人垣はそれでも左右に三人づつくらいは欲しい。果然、権勢のあるやつが主導して「木人員」をあつめる。
けんかは日課だったが、今様ないじめのなかった時代で、そこを通るほうがずっと役得だった。
が、ヒーローは二度三度できなかった。木人員としてかり出され、だらだらしたパンチを繰り出すのがつねだった。
どのみちだれも力を入れてこなかった。
あたかも恐ろしい命題を課すかのように「通ってみろよ」と言って通らせるのだが、くすぐったいだけだった。
木人拳は信じられないほど長期間、流行った。
中学の時、小規模な文化祭のようなものがあり、体育系の部活が木人拳と看板を掲げていた。よく覚えている。覗くと対峙して並んだ木人員がいかにもわたしは自動ですといいたげな緩慢なパンチを繰り出していた。その狭路の末端で、木人拳通過皆伝を授ける役を担った番長格が、おそるおそる覗いた者に向かって叫んでいた。
「おい根性みせろや」
当時は
木人拳をクリアするのは凄いと思ったが、今、良く見ると結構死角があって攻略の穴だらけに見える(笑)
後、カンフー対戦の時に消音すると、動きがかなりスローということに気付いてしまった・・・(^_^;)
ジャッキー・チェンが修行する場面はいつ見てもカッコいい。
木人
木人クリアーした所からあとはただのいつものジャッキーの戦闘映画
なんで10年もしゃべれないふりをしてたのかがよく分からん。相変わらずアクションはすごいと思う。
修行映画大好きになりました
あの木人の怖さですね
子供過ぎた自分の頭から離れない強烈なインパクトを与えられました
単調な動きの木人がどんどん迫ってきて…
今は笑えるような映像に恐れおののいて見てたものです
修行を終えた時の竜の焼き印もなんだか格好よくて言うことなしです
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