「冒頭のオブジェの謎解き」市民ケーン 菜野 灯里さんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭のオブジェの謎解き
新聞社経営で巨万の冨を築いた経営者の人生を回想で描く。
最後に発した言葉「バラのつぼみ」とは何だったのか?というセンタークエスチョンに観客を引き付ける。巨万の冨を得られたが、結局、愛は得られなかったという展開。
新聞記者が生前の主人公を知る人物を取材して回想する展開。最後に「バラのつぼみ」と書いた少年期で遊んだそりが燃やされていくエンディング。構成力が高いと評価される所以。
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