シックス・センスのレビュー・感想・評価
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頭の中で核爆発が起きたかのような衝撃。
これを公開当時映画館で観た時には、凄まじくもかつ感動的なクライマックスに、「雷に撃たれたような」という次元を超えて、核爆発級の衝撃が頭の中で炸裂し、全身が痺れたようになったのを覚えている。オカルト・ホラーの筋書きで観ていたら、クライマックスに至って一瞬にして筋書きが“別物”に組み替えられてしまう…その鮮やかさに驚嘆の念を禁じ得ない。
この映画にはある秘密があります・・・ ラストは衝撃な体験をするはずです。
見応えのあるサスペンス・スリラーです。
ストーリーとしては、
クライマックスが近づくにつれ・・・
「え?うそ?」
「まじ?」
と感情が高まっていくような展開です。
本作品は、一度観たあとは、きっと、もう一度、観たくなると思います。
ただし、違った立ち位置や角度、異なる解釈で・・・
ドキドキ、ハラハラ、でも、少しせつない、そんなサスペンス映画です。
インド人が努力家っていうんはホンマです。
1999年のアメリカ映画です。
前評判が高かったから。
なんか期待しすぎてもひとつでした。
オチに関しては割と早い段階で疑ってしまったよね。"結末はだれにも言わないでください"っていうはじめのテロップも悪いです。あれで結末が特殊なんやとおもってまう。
始めの演出も改善すべきです。
銃で撃たれて、翌年にあれ、なんでこのおっさん生きてんねんって思ってしまった。もう少し工夫いるかなぁ。撃たれたあとに手術のシーンとかいれたらいいんちゃうかな。こいつ生きてまっせ、っていう伏線が欲しいですよね。
とはいいつつも、細かい気配りはさすがです。そこに存在しないものを存在するものとする表現は難しいと思う。
一度目と二度目以降で全然見方が変わってくるが、監督がそれをちゃんと計算して作っているのが分かるので侮れない。インド人が努力家っていうのはホンマですね。
今ではシャマラン好きの自分としては
あまり好きじゃないかもでした。シャマランのB級ぽい映画の方が好きなのかもです。
ブルースウィルスずっとシカトされてるじゃんと思い続けてあの結末。
再度観てもブルースウィルスがシカトされてることが気になって話が入ってこずでした。
でも今のシャマランが観れるのはこの作品があったからで。
本当に感謝の映画です。
見るたびに、いろいろな登場人物に感情移入して、”人”というものを考えてしまう。
ホラー苦手な私には、何気に怖げ。 HYAっ!!!! ドキっ!!!とさせるお化け屋敷の演出のようなシーンが、気を抜いた瞬間とか、來るぞ!来るぞ!キタ――!! 的に散見されています。
でも、でも。二人のバディ感が徐々に。そして…。
ラストはほろり。しんみり、あったかです。
怖がらせるための演出はあるけど、怖がらせるためだけの映画ではないから、驚かされたいだけのホラー好きの人には物足りないと思います。
☆彡 ☆彡 ☆彡
<ちょっとネタばれ>
「また会える?」「明日また」(字幕版思い出し引用)
たった一人、孤立無援状態で怯えていた少年。
でも、理解してくれる人がいると一歩踏み出すことができる。
そしてお母さんに告白する勇気。親子三代の想いが繋がる。グッとくる瞬間。
そしてラストの奥さんを見つめる眼差し。切ない。じんわりきました。
☆彡 ☆彡
やっぱり子役がいい。あの眼差し。
助けを求めつつも、助けを拒絶し、周りを騙している?という目をする。
冷めた目。疑いの眼差し。嘘をついて周りをかく乱しようとしているとも思える眼。
そりゃそうだ。本当のことを言っても変人・嘘つき扱いされるんだもの。誰かにわかってほしい、でもわかってくれるはずがない、隠さなければまた嘘つき呼ばわりされちゃう、絶望。そんな思いが眼差しに出ている。
でも、理解者を得てからのコール。ほっとした気持ちが全身を包む。
そして、周りの大人。
コールの言動・気持ちをわかりたいのに、わからない。それぞれの反応。 胸が塞がれる。
そして…。
突っ込みどころは満載。
お葬式?に、コ―ルがまぎれて周りは気がつかないのかな?とも思うけど、よかった、よかった。次の犠牲者が救われたもの。
でも、そもそもあのビデオ、あの少女が撮った? よく、からくりに気がついて、それを撮ろうと思ったなあ。よく実行したなあ。
etc.…。
と、ちょっとご都合主義のところもあるけれど、
そんなこと些細なことと言いたいくらいに、良い映画です。
脅かし映像が苦手なので、再鑑賞を躊躇してしまいますが、人との繋がりを感じたい時に観たくなる映画です。
オスメントくんの演技、すごかった。 ラストの展開、はっっとします。...
オスメントくんの演技、すごかった。
ラストの展開、はっっとします。
救って、救われる。切ないラストだけど、それまで緊張していたものが観てる側も救われて最後には良かったなぁと思える良い作品でした。
切なくも心温まる作品
名作とは聞いていたものの
何故か今まで見ていなかった作品。
初視聴だったのですが、結末が予測できてもそれだけでは
終わらない作品でした。
作品を通して所々に散りばめられた伏線が秀逸。
少年も本当は心を開くはずの無かった医師によって成長していく愛の作品。様々な要素が詰め込まれているこの作品は紛れもなく傑作と言えるでしょう。2回見ると違った視点から楽しめると思います。近いうちにまた見ます。
途中で気づかなくて本当に本当によかった!
劇場公開時鑑賞。
ラスト直前の車内の会話のシーンであれもしかして…、で大オチドーン!という最高のタイミングで気がつく私の脳みそがいい仕事してて感謝しかない。鑑賞前にネタバレされちゃった人とか鑑賞中に気がついちゃった人には同情を禁じえない。あの感覚を一度も味わうことなく一生を終えなければならないとは…。違和感はほっとけばいい。鑑賞中にあれこれ考えても、いいことなんて一つもないの。
ネタバレ厳禁的な煽りもあったものの、フラットに観られたせいか、大満足だった。ウィリス見直した。ハーレイくんウマ〜。トニ母ちゃんも実はウマ〜。そして一発ネタだけの作品でないこともよくわかった。後から考えると、自分の安寧のためにしているように見えた人助けが、家族の再生にもつながっていくという流れで、クライマックスはあの車中の会話なのかも。
なのでシャマラン自身がそうなのかは分からないが、いつまでも本作の幻影というか、どんでん返しの幻影を追い求めるのはやめたらいいのにと思う。
見終わった後じわじわと悔しい
初回は見終わった後、悔しさが湧いてきた。余りに久しぶりだったが、その感覚がよみがえる。
その後も同系統の作品が何作もあるよな。ただ、この作品に比べるとネタバレが分かりやすい気がする。パイオニアだったか?
飽きずにグイグイ見ることができました
ネタバレなし
とてもよかったです。
ちょっと昔の映画って面白い、とても良くできています。
後半、この映画の秘密というかオチがなんとなくわかってきたのですが、
それがはっきり明かされる瞬間は何度観ても目の奥がジーンとします。。
すぐに2回目を見たくなる作品でした。
ホラー苦手な方でも大丈夫かも?
「大どんでん返し」の名作と聞いて鑑賞しました。ホラーが苦手なので、予告編を見てビビりまくった挙句、わざわざ昼の明るい時間帯まで待って視聴することに。笑
だが、予告編では心霊映画の印象が強かったのに対し、本編はホラー要素よりもヒューマンドラマ的要素のほうが多く、良い意味で裏切られました。なかでも、ラストシーンでは親子の愛に感動し泣いてしまいました。
しかし、肝心の「大どんでん返し」については、ネタ明かしの前に気がついてしまったので、視聴前の期待ほどの「大どんでん返し」は体験できず。。。期待値が高すぎたのかもしれません笑
ただ、さすがは「大どんでん返し」の名作と呼ばれる作品。巧妙な伏線の張り方で、初めてトリックに気がついた時の感動と驚きはなかなかのものでした。
もし、ホラーが苦手で、予告編だけ見て本作を避けている方がいらっしゃいましたら、損してるかもね、と伝えたいです。笑
大袈裟に言えば魂の救済がテーマだったと思います
衝撃のラストだけが評判ですが、決してそれだけの映画ではないと思います
大袈裟に言えば魂の救済がテーマだったと思います
様々な理由で精神の安定を欠いている人物達の魂が救済されて本作は終わるのです
子供のころ、トイレに行くのが怖かった
誰もがそうだったと思います
お化けが出そう
ドアを閉めないでそこで見ててと、ママに言っています
小さな子供がついさっきもそう言っていました
その彼もいつしか大きくなって平気になっていきます
小さな内だけ、お化けが見えている?
そんな訳ありません
子供が怖いのは親からはぐれてしまうこと
子供だけが、とりのこされたり、見捨てられたら、自分が無力なことをよく分かっているのです
だから少しの間でも親が見えなくなるのは不安なのです
自分の言うことを信じてもらえない
自分の意志を叶えてもらえない
自分が見捨てられたのかも知れない
その不安は子供に取っては、彼にはとても大きなことなのです
死者が見えるという設定はその比喩です
なぜコールの家には父がいないのか?
なぜ兄とおぼしき少年は親父の銃を見せてやると言うのか?
どうして後頭部に銃創があるのか?
心に深い傷を負った母子家庭
魂の救済がなされないまま宙ぶらりんだったのです
子供の描いた絵を壁に飾ってある家庭は多いと思います
なぜ?
いくら親バカでも子供に大した画才が無いことぐらい分かっています
天才画家は子供時代のスケッチでも一目で分かるくらい画力が違うことは誰だって知ってます
子供が可愛いいから飾るのです
幼い子供でも自分が大して上手に絵を描けないことは恥ずかしそうにしているからわかっています
でも嬉しそうな笑顔をしてみせます
それは自分が愛されていると確信した安堵の笑顔なのです
それが彼の精神の安定をもたらしているのです
やがて大きくなって親から離れても、愛されていたという自信は彼の精神を安定させているはずです
様々な苦難、悩みにぶち当たって自信を失ったとき、愛されていた記憶は彼の心の奥底で安定をもたらしてくれるはずです
そんな映画だったと思います
誰もが、自分は家族から愛されていると確信して安堵に包まれる
魂が救済されるそんな物語だったと思います
なんてこった…
観終わった瞬間、リアルにそう呟いた。
散々友人に進められておいて、観るのを先延ばしにしていたことを後悔した。
そして泣いた。
「全米が泣いた!!」訳でも「この冬1番心が暖まるラブストーリー」でもないのだが、文字通り心が動いた。
鏡、影、母と子、声、、、。
この映画の全部がこの映画にとって必要不可欠であることにやられた、という気持ち。
とにかく音楽が不穏で、「あ゛ー!やめてー!」と思うところも多々あったけれど、ホラーってただ怖いだけじゃないんだね。
これを映画館で観られた人が羨ましいと心から思う。
気付かなかった自分を褒めてあげたい。
幽霊を見ることが出来る少年と、彼を気にかけサポートする精神科医の物語。
素晴らしい作品でした。
独創性があって興味深い設定に、無理なくシンプルなストーリー展開、そしてラスト。
ブルースウィリスは勿論、特に子役のハーレイ・ジェエル・オスメントの演技が秀逸でした。
呪われた能力。その能力を忌み嫌い、怯える日常。そして、主役のマルコムに徐々に心を開き、前へ進もうとするコールを見事に演じ切りました。
勿論、ラストの衝撃度は秀逸。驚きは勿論特大でしたが、もの悲しさや、それでも少しだけ薄日が差すような明るさがあるラストは、単なる驚き以上の感動を与えてくれました。
「~この映画のストーリーには”ある秘密”があります~」このキャッチコピーにつられて、珍しく劇場で鑑賞した作品です。鑑賞後に周囲の声に耳を傾けると、割と途中で秘密に気付いた方がいらっしゃったようですね。私は最後まで気づきませんでした。
鈍い自分を恥ずかしくも思いますが、それ以上にこの映画を楽しめたことの方に嬉しさを感じることが出来ました。これはそんな作品です。
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