「槍ではなく杖で世を正す」十戒(1956) 重さんの映画レビュー(感想・評価)
槍ではなく杖で世を正す
チャールトンヘストン扮するモーゼはヘブライ人救世主として生まれたが、命を狙われ親によって川に流されたところ拾われた。モーゼ司令官は非常に人気があったので、ユルブリンナー扮する王子ラムセスがひがむほどであった。しかしモーゼがヘブライ人だとわかりラムセスはモーゼを追放した。
本人が出世の秘密を知らないのは当然として、何故に皆がモーゼの出世の秘密を隠してエジプト王子にしたのか不思議だね。エジプト王子から奴隷になっても生んでくれた奴隷の母親を恥だとは思わないとは立派だ。ユルブリンナーは好きな俳優のひとりだが、役柄がぴったりだね。
モーゼの十戒とは良く聞いたが、ここまでの話とは知らなかったな。槍ではなく杖で世を正すとは。
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