シーズ・オール・ザットのレビュー・感想・評価
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昔も今も、ラブコメは変わらない
kiss meの曲が大好きなんですが この映画で使われてたのは知りませんでした! いいですね〜 レイニー役レイチェルリークックは、 最新版のhe's all thatで 主人公の母親役で出てます! 20数年?たっても健在のかわいらしさ。 男女逆転のほぼ同じ話なのですが やっぱり胸キュンポイントは古今東西、 こんなかんじですね! 是非そちらも!
さ・わ・や・か
"Can i have the last dance?"
"No. You can have the 1st."
最後のダンスを俺と。
違う。最初のダンスなんだから。
いや、レイニー可愛い。
戦争モノを見続けて3日目。反転して軽めの青春ものでも見倒すか。の日曜日。中途半端に雨だしね。で、レイチェル・リー・クックのキュートな笑顔が目についた。誰ですか?この子?見た事ねー。あぁ。Kiss Meが主題歌だったんか。で、期待値はほぼゼロ。この期待値ゼロが結構当たりを引く法則にはまったちゃん。途中は、結構辛いけど。
「学校一イケてない女の子をプロムクイーンにできるか?」と言うBETは、ザックにとって振られたヤケクソからだったけど。その対象を"物色"して学内を歩き回る悪友三人組の前で、派手にぶっコケたのが黒縁眼鏡のレイニー。両肩にショルダーバック。靴は美術のクラスで絵具まみれ。ガニマタ。ザックはレイニーを追っかけているうちに、彼女の内面の美しさに徐々に引かれて行き...って言う話。
野ブタだよね...これって。
まぁ、「イケてない」ってのは映画設定上の話です。全然行けてます。小柄でキュート。ザックと一緒にパーティーに出かける夜、ママがレイニーを「New Laney Boggs」に作り変えますが、Beforeの方がキュートだったりするぐらい。
途中色々ありますけど、ザックはどんどんイケメン化。プロム・クイーンのBETには負けますが、その後の彼の行動が最高だったのと、潔く、晴れやかな表情で、卒業式に臨んだ彼の姿がw
BETに負けたら、これだったんかよwww
良かった、意外と!
とにかく爽やかだったし、レイチェル・リー・クックの最後の笑顔に萌え死。
豪華メンバーによる(ある理由により)100点のラブコメです!
不細工な女はいない。
どうすれば可愛いくなるか知らない女はいる。
って、誰かが言ってたんですよ。
・ マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
・ ミーン・ガールズ
・ デンジャラス・ビューティ
・ プリティ・プリンセス
・ マイ・フェア・レディ
・ カンナさん大成功です
等々……。
上記映画に共通してる、ある点。
映画好きのみなさんなら、光速でお気付きになるかと思います。
そう!
「主人公がダイエット(一部整形)&ファッションを変えて途中でむっちゃ可愛くなるけど、つか最初から誰よりも可愛かったじゃん!?映画」です。
えっと、あらすじ読んだだけで、95分作品の90分くらいの内容は分かると思います。そう、王道まっしぐらです!いいんです。一度も見たり聞いたりしたことない話、何一つ共通点のない登場人物には誰も共感しないし、共感がなければ感動もしないんです!ラブコメは王道に限るんです!
あ、言い切ってばかりで、すみません。
残り5分の中には、主人公が父親との確執を乗り越えたり、外見だけでなく女性の中身に注目するようになったり(ラブコメには綺麗事必須です!)、誤解から生まれるすれ違いのヤキモキ感でできています。
となれば、あとはメインキャラがどれだけ可愛いか、格好良いか、キュンとくる決め台詞があるかです。
個人的にキュンと来る決め台詞があれば、ラブコメは100点だと思っています。
本作は"ある理由"により、私の中で100点の学園ラブコメなんです!
フレディ・プリンゼ・Jrは端正な顔立ちで、成績優秀なイケメンという役がぴったりです。しかし当時22、23歳、ザックの悪友ディーン役が、今は亡きポールウォーカーで24、
25歳くらいなので、まるでルーキーズ状態(すみません。ルーキーズ未見です)。レイチェルは19、20歳。本作でブレイクしただけあり、レイチェルは本当に天使みたいに可愛いです。なので一番ダサいとかいう変身前も、もちろん変身後も可愛いんです!
他の出演者も豪華なんですよ。
B級映画には欠かせないマシュー・リラード。
11歳でアカデミー助演女優賞を受賞したアンナ・パキン。
R&B界のアイドル・アッシャー。
バッドボーイズ 2バッドのガブリエル・ユニオン。
17歳のカルテのクレア・デュヴァル。
当時、みんな結構大人なんですけど、頑張って高校生をやってます。
レイニーの弟役がマイ・フレンド・メモリーのキーラン・カルキン。
ザックとレイニーは悪友の策略ですれ違ったりして、賭けがばれたりして、険悪な雰囲気に。当然プロム・クイーンにはなれません。
けれど、最終的には結ばれます。王道ですから!で、このラストがいいんです!
場所は、プロム会場ではなくプールサイド。
ザックがレイニーに言います。
「So, can I have the last dance?(ラストダンスを踊ってくれない?)」
「No, you can have the first(いいえ、これはファーストダンスよ)」※意訳「最後になんてしたくない」かな。
そして、プールに飾ってあるイルミネーションライトが、点灯!そしてキス!
いやいや、ちょっと待ってくださいよ!
これだけで、私が100点あげてるワケじゃないですよ-!
冒頭に、本作は"ある理由"により100点だと書きました。ある理由とは、このシーンで流れる曲です。
それが「Sixpence None The Richer - Kiss Me 」です。以下、かなり意訳です。
"キスして
フサフサの麦の実の間から
夜にはいつも
青い、青い、麦穂の傍で
一緒に揺れて
くるくる回りながらダンスするの
貴方はお気に入りの靴を履いて
私もお気に入りのドレスを着るね
ねぇ、キスをして
星が輝き出しそうな夕暮れに
連れて行って
月が照らす舞台へ
貴方がタクトを振ると
蛍のオーケストラが光のキラキラダンスを始めて
銀色の月も輝き出すの
だから、キスして"
ね、100点でしょ?
本作を観終わったら、絶対に誰かとキスしたくなります!
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