「猿の湧くせい?クラシックなのに話しっかり」猿の惑星 征服 ぱんださん(ちらさんの映画レビュー(感想・評価)
猿の湧くせい?クラシックなのに話しっかり
小さい時に「猿の惑星」が公開されて、2作目以降は見ていなかったので鑑賞。最近の映画の技術革新には目を見張るものがあるが、外での撮影をしたこの映画では、日光の陰影、風の感じ、カッと晴れ上がった青空なんてとても清々しく映し出されており、内容抜きにそれを感じるだけでも見る価値がある、と再認識する。また、エキストラなんて言葉も最近はきかれなくなった。よく猿(笑)たちをこんなに集めたものだ。至るところから湧いて出てくる。人間に使われる猿たちをみていると、まるで今の外国人労働者を暗示しているかのようで、安い労働力で働かせたり、また奴隷であるかのように扱われている。変わらないぢゃあないか。
もしアメリカではなく、中近東で製作されていたら、果たして猿たちと人間は和解していただろうか。互いが根本に同じ価値観を持つことはとても重要なことだ。意識せずに見ていたのに、やたらと世界情勢と絡めてしまった。
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