新・猿の惑星のレビュー・感想・評価
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黙示録で創世記。だが、共に滅ぶ運命なのだ。
『Primitiveな人間には気を許さない事だ。』プリミティブをどう日本語訳すか?で違って来る。野蛮な、原始的、ダサい。
さて。
コーネリアスが語る
『人間は兄弟を殺しても犬は殺さない。』
動物愛護の台詞ではない。そこが肝心だ。つまり、
これは正にベトナム侵略戦争に対するアイロニーなのである。
鳥肌が立つ。
その後、コーネリアスが話す話は黒人奴隷解放の歴史。
さて、このストーリー展開は手塚治虫先生の『アトム今昔物語』がそのものズバリだ。お猿さんがロボットに代わっただけだ。アトム今昔物語は1967年の新聞に連載されていたと記憶する。さてさて、その事をこの映画の製作者は知っていただろうか?
『ターミネーター』は完全にリスペクトしているわけだが、その前に『アトム今昔物語』があった。また、ジェームス・キャメロン監督の『アバター』はこう言ったストーリー展開をリスペクトしている。
SCREENの予告広告を見て映画館に見に行った。クソガキの僕は、鼻を垂らしながら感動したものだ。
ダーティー・ハリー?
再評価されるべき作品
いい人間もいれば悪い人間もいる。ところが、その悪い(ようにしか見えない)人間も、人類の将来のことを考えての(命を懸けての)正義の行動である。「正義」はいっぱいあって、大変だ。
彼が憂いていたように、今も様々な問題が人類(あるいは地球)には起こっている。考えてみれば、はたして2000年後も人類は生き残っているのか。2000年後まで人類が存在できていたとしたら、もしかすると、それはまだよい方の未来なのかもしれない。
(別の話題で)途中、堕胎と不妊手術の話が出てくるが、これはまさに今も話題となっているハンセン病優生保護法の思考と全く一緒。
もう50年も前の作品で、評価も異常に低いが、これはこの作品に対する過小評価としか思えない。
今作4作目のつなぎの話
今作はおそらく4作目のつなぎの話であり
2作目で地球が破壊されてからタイムスリップして過去の地球に来た
(ジーラとコーネリアの話、甥っ子はおいてきたのかな?)
地球が猿に侵略される前の話なんでしょうがないですけど
侵略者が猿になっても人間になってもやってしまうことがかわらない
He said "no". 時間はループし始める
猿の惑星続編一気観!いきなり普通の人間が出てきて「あれ?」っとなる猿の惑星第3作目です。
前作で地球が滅びちゃったので、どうなるんだろう?っと思ってたら、まさかのタイムトラベルでした。そう来たかー。これが話せる猿の始祖になっていくんですね。2000年超えのタイムリープ物!なかなか考えてありますね。
でも、宇宙船から出てきた人を見た目が猿だからって、いきなり動物園送りってないでしょ!?先ずは宇宙人じゃないかと思うのでは?もっとちゃんと調べようよ~。
テストの時のジーラのドヤ顔が面白かったです。マイロさん、せっかくタイムトラベルまでして生き残ったのにあっさり死にすぎ❗コーネリアスが何だか男前です。そして、あっと言う間にセレブ化、更に転落です。浮き沈みの激しい人生(猿生?)ですね。
まぁ、途中で最後のオチはわかっちゃったのですが、それでもジーラやコーネリアスが殺されてしまうのは悲しかったですね。生き残った赤ちゃんの運命や、いかに⁉️
逆転の発想
未来から来た猿が人間を虐待していた事実を知った政府が猿を滅亡させることを考えるようになったのはあり得る話だ。もっとも、タイムトラベルすること自体が無理な設定ではあるけれど・・・。折しもジーラが妊娠していたということもあり、避妊や去勢といったことまで提案されるのだ。
二千年の時を遡ってやってきた猿。元々は一度人類が滅びかけた後の世界からやってきたのだし、タイムパラドクスはどう処理をするのかというところが焦点となるはず。しかし、人間の愚かさは、未来のさるを殺してしまえば滅びることはないと考えてしまうこと。
最後には生き延びようとしたコーネリアスとジーラの2人が無残にも射殺されてしまい、涙が誘われるわけですが、生き延びた赤ん坊猿がこの後どうやって育っていくのか期待もさせられる・・・。
非常に酷い内容でした
つまらない上に、意味不明でした。 あらゆる点がオリジナルの [猿の惑星] より劣っています。 なぜ リメイク作品は、 いつも オリジナルより劣るのでしょうか。 理解に苦しみます。
都合のいい [磁気嵐] が発生して、 意味不明な珍妙SF設定が展開されます。 理解できません。 猿に奴隷として扱われているはずの人間が、 なぜか化粧をしています。 不自然すぎます。 人間が猿から逃げるときに、 [猿が水を怖がる] という性質を利用します。 これは嘘です。 猿は水を怖がりません。 にほんの猿は温泉にさえ入ります。 猿は人間より高い知能を持っているはずですが、 なぜか走るときに四本足になるなど、 不自然な点が多すぎます。
ちなみに、 なぜか (別の時空からきた主人公の) 言語が通じるのは、 オリジナル版も同じです。 このオリジナル版の欠点も、 そのまま継承されています。 せめてオリジナル版の欠点を改良しようとは思わなかったのでしょうか。
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