新・猿の惑星のレビュー・感想・評価
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黙示録で創世記。だが、共に滅ぶ運命なのだ。
『Primitiveな人間には気を許さない事だ。』プリミティブをどう日本語訳すか?で違って来る。野蛮な、原始的、ダサい。
さて。
コーネリアスが語る
『人間は兄弟を殺しても犬は殺さない。』
動物愛護の台詞ではない。そこが肝心だ。つまり、
これは正にベトナム侵略戦争に対するアイロニーなのである。
鳥肌が立つ。
その後、コーネリアスが話す話は黒人奴隷解放の歴史。
さて、このストーリー展開は手塚治虫先生の『アトム今昔物語』がそのものズバリだ。お猿さんがロボットに代わっただけだ。アトム今昔物語は1967年の新聞に連載されていたと記憶する。さてさて、その事をこの映画の製作者は知っていただろうか?
『ターミネーター』は完全にリスペクトしているわけだが、その前に『アトム今昔物語』があった。また、ジェームス・キャメロン監督の『アバター』はこう言ったストーリー展開をリスペクトしている。
SCREENの予告広告を見て映画館に見に行った。クソガキの僕は、鼻を垂らしながら感動したものだ。
ダーティー・ハリー?
0036 ジーラとコーネリアスは円盤も作れるんや!
1971年公開
カネないけどええもん作れと倒産寸前のFOXに
無茶振りされたザナックジュニア。オトンは既に追放済み。
そや!ロケだけですむ現代にタイムスリップしたら
安上がりや。 当初は安易な企画だったが
しかしそのおかげでミッシングリンク的に過去と未来が
繋がった。物語もサスペンスフル。
ボクシングを見て「人間は野蛮だ」とのたまう
コーネリアスが面白い。
70点
初テレビ鑑賞 1975年3月31日『月曜ロードショー』
前作の唖然としたラストから、そう来たかという展開、正にこの後、現在まで続く“猿の惑星”の原点とも言える秀作
前作「続・猿の惑星」が自分にとってはブッ飛びの珍作だったので、逆に面白くなって、どこまでブッちぎって行くのか見届けようと思ったのと、前作のラストからどうやって次作に繋げるのか気になって観ましたが、これは面白い展開
本作はブッ飛び要素はなく、前作からとても上手く繋いだなあと納得のストーリー展開
でも、これを肯定すると“卵が先か、鶏が先か”のタイムパラドックスに陥りますが、面白いからOK
衝撃のオープニング、そして悲壮感と画面がブラックアウトした後の不気味な“ママ・・・ママ・・・”の声で終わっていく、これまた衝撃的で悲しいエンディング
これから起こる顛末を知っているが故に何とも言えない後味の悪さが切なくなります
猿が人間よりも下等だとの人間の傲りや人間と同等に考え喋るジーラとコーネリアスに脅威を感じ、彼らを監禁し不当に扱い、しまいには彼らと生まれた赤ん坊まで殺す人間の醜さよ
現代でもやっていることは変わってないなと思うし、本当にこういう流れで将来人類は自滅するのかもな、と思えてしまいます
と、この先から2024年の現代まで脈々と作り続けられる人気シリーズを決定付けた秀作だと思います
再評価されるべき作品
いい人間もいれば悪い人間もいる。ところが、その悪い(ようにしか見えない)人間も、人類の将来のことを考えての(命を懸けての)正義の行動である。「正義」はいっぱいあって、大変だ。
彼が憂いていたように、今も様々な問題が人類(あるいは地球)には起こっている。考えてみれば、はたして2000年後も人類は生き残っているのか。2000年後まで人類が存在できていたとしたら、もしかすると、それはまだよい方の未来なのかもしれない。
(別の話題で)途中、堕胎と不妊手術の話が出てくるが、これはまさに今も話題となっているハンセン病優生保護法の思考と全く一緒。
もう50年も前の作品で、評価も異常に低いが、これはこの作品に対する過小評価としか思えない。
今作4作目のつなぎの話
今作はおそらく4作目のつなぎの話であり
2作目で地球が破壊されてからタイムスリップして過去の地球に来た
(ジーラとコーネリアの話、甥っ子はおいてきたのかな?)
地球が猿に侵略される前の話なんでしょうがないですけど
侵略者が猿になっても人間になってもやってしまうことがかわらない
ゴリラの着ぐるみとトレイをひっくり返され死ぬ男は頂けない
2回目の鑑賞
71年の作品
猿の惑星シリーズ3作品目
監督は『オーメン2 ダミアン』のドン・テイラー
脚本は『007 ゴールドフィンガー』『じゃじゃ馬ならし(1966)』『続猿の惑星』『猿の惑星 征服』『オリエント急行殺人事件(1974)』のポール・デーン
ジーラ&コーネリアス夫妻とその他1名がコバルト爆弾による地球最後の日に脱出しようと宇宙船に乗り込んだが衝撃で2000年前の過去の地球にタイムスリップする話
その他1名は学者で隣の檻にいたゴリラに首を絞められ殺されてしまう
ジーラは我慢できずしゃべってしまい人間社会はびっくり仰天
コーネリアスも妻の許しがあればしゃべります
今回は過去作2本に比べジーラ演じるキム・ハンターの表情の演技力が最高
とてもキュートだ
ただ単にチンパンジーの覆面を被っているわけでなく特殊メイクだからこそできる芸当
共産主義者のレッテルを貼られしばらく干されていたことを考慮すると彼女はもっと高く評価されていい
その反面で他1名の学者を殺害したゴリラが明らかに偽物で間違いなく安っぽい着ぐるみなのがとても残念
いくら70年代とはいえ天下のハリウッドだ
当時若かった自分はそれが許すことができず途中で観るのをやめてしまい地元のレンタルビデオ屋に返した
はじめは猿たちに歓迎ムードでほのぼのとしたものだが大統領に近い一部の者は快く思っていなかった
気に食わないから殺してしまえ
典型的なアメリカ人だ
ジーラはコーネリアスの子を孕っていた
給餌係があんな死に方をしたがあの程度のことで死ぬわけないだろ
なかなかジーラが見つからずイライラしてる男の発言で思い出した
そういえば僕が子供のころ世界では人口抑制が盛んに叫ばれていた
中国は一人っ子政策だったしインドは2人までが推奨された
今では逆に少子化が問題になっている
その通り願いが叶ったら今度は焦り出す
馬鹿だけならともかくインテリも
愚かな生き物だよ人間は
ラストが悲劇的でなければコメディーとして楽しめた
下に見ていた者が知恵をつけたら自分たちは支配されるかもしれないという不安
タリバン政権が女子に教育を受けさせないのもそれが理由かもしれない
AIに人間は仕事を奪われるという不安もそう
人間とは愚かなことだ
He said "no". 時間はループし始める
猿の惑星続編一気観!いきなり普通の人間が出てきて「あれ?」っとなる猿の惑星第3作目です。
前作で地球が滅びちゃったので、どうなるんだろう?っと思ってたら、まさかのタイムトラベルでした。そう来たかー。これが話せる猿の始祖になっていくんですね。2000年超えのタイムリープ物!なかなか考えてありますね。
でも、宇宙船から出てきた人を見た目が猿だからって、いきなり動物園送りってないでしょ!?先ずは宇宙人じゃないかと思うのでは?もっとちゃんと調べようよ~。
テストの時のジーラのドヤ顔が面白かったです。マイロさん、せっかくタイムトラベルまでして生き残ったのにあっさり死にすぎ❗コーネリアスが何だか男前です。そして、あっと言う間にセレブ化、更に転落です。浮き沈みの激しい人生(猿生?)ですね。
まぁ、途中で最後のオチはわかっちゃったのですが、それでもジーラやコーネリアスが殺されてしまうのは悲しかったですね。生き残った赤ちゃんの運命や、いかに⁉️
逆転の発想
未来から来た猿が人間を虐待していた事実を知った政府が猿を滅亡させることを考えるようになったのはあり得る話だ。もっとも、タイムトラベルすること自体が無理な設定ではあるけれど・・・。折しもジーラが妊娠していたということもあり、避妊や去勢といったことまで提案されるのだ。
二千年の時を遡ってやってきた猿。元々は一度人類が滅びかけた後の世界からやってきたのだし、タイムパラドクスはどう処理をするのかというところが焦点となるはず。しかし、人間の愚かさは、未来のさるを殺してしまえば滅びることはないと考えてしまうこと。
最後には生き延びようとしたコーネリアスとジーラの2人が無残にも射殺されてしまい、涙が誘われるわけですが、生き延びた赤ん坊猿がこの後どうやって育っていくのか期待もさせられる・・・。
音楽が最高でも・・・
耳だけ聴いていても情景や展開が脳裏に浮かぶように感じたくらいに音楽の絡みや使い方が巧みに感じた。音色もまさにゴールドスミスといったもので、音楽だけで価値ある映画なのかもしれない。
しかしながら、ストーリーや展開があまりに雑というか安直すぎて、全く物語に入り込めない。
設定は結構いいと思うけれど、ストーリーは最悪だ。物語に入り込めなかっただけに余計に醜悪なものに見えてしまった。
最後が容易に気づけるw
猿の惑星のジーラとコネーリアスが地球にタイムスリップした話。
最後はどんでん返しを入れようとしたと思うんですけど、途中で気づいてしまう始末。
まぁ続猿の惑星よりは面白くていいと思う。
猿マスクはどんどん細かい表情もできるようになってて凄い。
非常に酷い内容でした
つまらない上に、意味不明でした。 あらゆる点がオリジナルの [猿の惑星] より劣っています。 なぜ リメイク作品は、 いつも オリジナルより劣るのでしょうか。 理解に苦しみます。
都合のいい [磁気嵐] が発生して、 意味不明な珍妙SF設定が展開されます。 理解できません。 猿に奴隷として扱われているはずの人間が、 なぜか化粧をしています。 不自然すぎます。 人間が猿から逃げるときに、 [猿が水を怖がる] という性質を利用します。 これは嘘です。 猿は水を怖がりません。 にほんの猿は温泉にさえ入ります。 猿は人間より高い知能を持っているはずですが、 なぜか走るときに四本足になるなど、 不自然な点が多すぎます。
ちなみに、 なぜか (別の時空からきた主人公の) 言語が通じるのは、 オリジナル版も同じです。 このオリジナル版の欠点も、 そのまま継承されています。 せめてオリジナル版の欠点を改良しようとは思わなかったのでしょうか。
猿の惑星?これは完全に人の惑星。地球。 宇宙からやってきた猿という...
猿の惑星?これは完全に人の惑星。地球。
宇宙からやってきた猿というタイトルの映画。
結末は残念だけどあの小猿が今後どうなるのかが楽しみ。
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