「司令室の方がパニックでした」サブウェイ・パニック odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
司令室の方がパニックでした
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地下鉄のサスペンス映画は何本か観ているが本作はその先駆け的なハイジャックもの。
時代のせいか身代金が100万弗では少ない気もするし、肝心の逃走方法も平凡に思える。
せっかく、非番の警官が人質に交じっていたならもう少し見せ場があってもと思ったがダイハードは本作より後の1979年の出版、1988年の映画化だから仕方ないか。
それにしても警察はドジばかり、NY市長もあまりに酷かった、司令室も喚いてばかりで冷静さが伺えない、犯人たちの方がクールに思えてしまう演出でした。
結局、交通局のガーバー警部補(ウォルター・マッソー)が現場にまで乗り込んで孤軍奮闘、おまけに事後捜査まで買って出ていましたね、くしゃみが伏線というのも面白いがもう少しクールな知恵比べの要素が欲しかった。
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