砂漠の鬼将軍のレビュー・感想・評価
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砂漠の狐の真骨頂を見たかった…
冒頭ロンメルの暗殺作戦(フリッパー作戦?)で幕を開ける所はこの後の波乱万丈が予想されてワクワクする。だがその後は総統本部と前線との狭間で苦しむ悲運の国防軍将官の姿がメイン。ロンメルの伝記映画としてはスタンダードかと。ただ当方としてはやはり北アフリカで神出鬼没、奇想天外の活躍で英第8軍を煙に巻く所を見て快哉を叫びたかったのに、その辺りの描写がほとんど無いのが残念。「ドライビングミスデイジー」のジェシカ・タンデイがロンメル夫人を演じていて驚き!
ロンメル将軍の晩年とその死の真相を描いた伝記映画。歴史のお勉強にど...
ロンメル将軍の晩年とその死の真相を描いた伝記映画。歴史のお勉強にどうぞ(笑)
どことなくプーチンとプリゴジンの関係を思わせる。勝っても負けても戦争は悲劇ばかりを生む。
ネットの陰謀論なんかで「ロンメル死」という言葉を目にするけれど、そ...
ネットの陰謀論なんかで「ロンメル死」という言葉を目にするけれど、そのロンメル将軍の生涯。
実際にヒトラー暗殺には加担していないし、暗殺実行の時もロンメル将軍は入院していたんだけど。ヒトラーが爆発コントみたいな感じで建物から出てくる暗殺失敗場面もある。ヒトラーが脇役であるということもあるけど、この作品の中に出てくるヒトラーは酷い。
国葬されるか裁判にかけられるかでロンメルは家族の為に自死を選んだというところで映画が終わった。
独国ロンメル将軍の真実を探る英国原作を、米国が映画化したというのが...
独国ロンメル将軍の真実を探る英国原作を、米国が映画化したというのが興味深い。第二次世界大戦の敵とはいえ、きちんと調べて軍人として人間として正当に評価する英米の姿勢は、見習うべきか。ただ対照的に、この映画で描かれたヒトラーは、カリスマ性も戦略性も、そして人間性もゼロであることが強調しすぎている気もするのだが。
ロンメル演ずるジェームズ・メイソンは抑えた演技で、筋金入りの軍人らしく、同時に深い知性を感じさせとても魅力的。当時、ドイツのみならずイギリスでも英雄視されたのも納得させられる演技であった。
ノルマンディ上陸作戦後のヒトラー暗殺失敗の7月20日事件には、興味をそそられた。敗色濃厚なのに国家を道連れに破滅に向かう独裁者の狂気は、やはり恐ろしいものがある。それを阻止しようとする勢力は確かに有った訳だが、ロンメルも含めて抹殺されてしまう理不尽さがとても悲しい。
ロンメル元帥・・
ロンメル元帥の生涯。北アフリカ戦線で連合軍を攻め輝かしい功績を挙げるも、ヒトラー暗殺計画の容疑者となり、自害のため連行された。妻にサイズのあう靴を送ったエピソードは有名だ。 最期は愛する妻と息子の安全な将来を保証されて・・ロンメル元帥が亡くなると国葬になり全ドイツ国民が悲しみ、世界の英雄となった。1951年モノクロのアメリカ映画。
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