ザ・ディープ(1977)のレビュー・感想・評価
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謎の土人が独りぼっちのジャクリーン・ビセットを襲うエロチックホラーシーンもあってなかなか楽しめます
アンジェリーナ・ジョリーのゴッド・マザーのジャクリーン・ビセット。
サメのいる海でウェットスーツも着ないで、ノーブラに真っ白なTシャツ一枚でボンベを担いで潜る。かたちのよい豊満なバストは強調されるし、乳首も乳輪もくっきり。
ダイビングでとくに注意が必要な生物がいい伏線になっております。
新婚旅行でバミューダ諸島にNYから来た美男美女のカップル。潜って見つけた銀製のコインを図書館ですぐさま調べます。だだのおバカカップルではないんですよ。図書館のなかには厳重にガードされた1区画に沈没船のお宝の展示コーナーが。お宝に詳しい発見者の男トリースを訪ねてゆく二人。第二次世界大戦中に大量の弾薬とモルヒネを積んで沈んだ輸送船ゴライアス号のモルヒネのアンプルを拾っていたゲール(ジャクリーン・ビセット)。モルヒネはヘロインの元になることから、ハイチ人のヤクザに追われるはめに。しかし、旦那のデビットはトリース(ロバート・ショウ)と二人でお宝探しにさらに続けます。そして、3重錠付きのツヅラの一部を見つける。スペイン国王の財宝が眠っていると踏んだトリース。
バカでかい綺麗な真珠を容れた金製の小さな壺が見つかり、そこにも最初に見つけたコイン(メダル)にも刻印されたイニシャルをゲールが見つけ、さらに確信を深めた三人。
三人が潜水している間、ボートを操舵しているアダムという老人はゴライアス号に大量のモルヒネを積んだ経験を持つ男で、ヤクザもぴったりアダムをマークして追って来る。
本物のサメが漁船が投棄した魚の血の匂いを嗅ぎ付け集まってきます。
正義感の強いトリースは大量のモルヒネがヤクザの手に渡らぬようにゴライアス号をダイナマイトで爆破してしまおうとする。その前に、モルヒネを横取りしたいヤクザが水中モリで三人を襲う。さて、この続きは観てのお楽しみ。人気作品ジョーズに続いて公開された潜水トレジャーハンター作品 ザ・ディープ(1977)。途中、謎の土人がホテルに独り残されたのゲールを襲うエロチックホラーシーンもあってなかなか楽しめました。
博物館の学芸員のようでもあり、正義感の強いトレジャーハンターのトリース役のロバート・ショウはこの映画の三年あと、51歳の若さで事故死してしまいました。
いい男だったので、とても残念ですね。
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