劇場公開日 1975年3月21日

「ミュージカルの至宝がここに!」ザッツ・エンタテインメント syu32さんの映画レビュー(感想・評価)

3.74
13%
62%
25%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

3.0ミュージカルの至宝がここに!

2019年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

幸せ

 「ザッツ・エンタテインメント」シリーズ第1作。

 MGM創立50周年記念作品。

 DVDで鑑賞。

 MGMが誇るミュージカル映画の名場面を紡いだアンソロジー作品。

 昔のミュージカル映画は「マイ・フェア・レディ」(ワーナー・ブラザース)ぐらいしか観たことが無く、MGM製作のそれを全く観たことが無かった私にとって、本作は最良の入門編となったと同時に、ハリウッド華やかなりし頃につくられた映画の魅力を教えてくれるのに充分なものでした。

 フレッド・アステアやジーン・ケリーなど、名だたる俳優陣が繰り広げるパフォーマンスのすごさに目を見張りました。特にアステアのタップダンスは、右に出る者がいないのではないかと思えるほどの素晴らしさでした! 何よりも抜群にカッコいい! これを今まで観たことがなかったなんて、大分人生損したなと思いました(笑)
 俳優陣のパフォーマンスを際立たせる豪華絢爛なセットと演出も、何かと言えばCGを多用する今となっては本物から出る迫力とスケールの大きさに圧倒される想いでした。華麗過ぎる水中ショーなど、当時の観客が映画に何を求めていて、なおかつ映画が果たしていた役割とは何だったのかということまで知ることができたような気がしました。

 MGMが製作して来たミュージカル映画の歴史を時系列順に追い掛けて行くと共に、往年のスター俳優たちが名シーンやパフォーマンスの解説を行ってくれるという贅沢さ…。スター同士の友情とミュージカルへの愛の深さを感じました。
 しかし、彼らが語るその背景には荒れ果てた野外セットなどが映し出され、栄光遥か彼方…な感傷に浸ってしまいました。本作が製作された頃のMGMにはそれまでのような勢いは無く、栄枯盛衰の感があって少し悲しくなりました。それを眺めるスターたちの胸中や如何ばかりか…。ハリウッドの歴史でもあるのだなと思いました。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
しゅうへい
「ザッツ・エンタテインメント」のレビューを書く 「ザッツ・エンタテインメント」のレビュー一覧へ(全4件)
「ザッツ・エンタテインメント」の作品トップへ