「トラボルタの人生」サタデー・ナイト・フィーバー ずっ子さんの映画レビュー(感想・評価)
トラボルタの人生
かつてディスコダンスに憧れていた中学生の頃、映画館に見に行った懐かしの映画。
facebookに流れて来たトラボルタの恋愛ストーリーを見て、トラボルタという人に興味が湧いて、再び見てみたくなった。
あらためて観ると
やはりトラボルタの踊りはとても魅力的である。
70年代ディスコダンス教室があったら通いたいと思ったくらい(笑)
トラボルタと仲間たちはイタリア系なのだろうか。
プエルトリコ人を馬鹿にして敵対しているが、最後のコンテストでは、そのプエルトリコのカップルに実力で負けたと悟った彼は、八百長が行われている理不尽さに腹を立て、あっさり負けを認め優勝金を彼らに渡してしまう。
金融グローバリスト達が席巻しつつあるマンハッタンと、それに憧れ、底辺から這い上がる為に身体を使う事を余儀なくされる相手役の女性。
社会の矛盾を突きつけられることで、自分が更に弱い者を虐めていたことに気づき、トラボルタが真っ当に生きたいと願うところで物語は終わる。
果たして彼らのその後の人生は、どうなったのだろう。
現実には貧富の差が限りなく広がり、腐敗しきったアメリカや世界。
ダンスの素晴らしさと共に、今観る人にはそこも突きつけられている。
トラボルタは、この映画の役のようにピュアな人なんだろうと思われる彼の現実のラブストーリーも知ってほしい。
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