「ひとりで見に行きました」サスペリア(1977) kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとりで見に行きました
深夜の空港で降り立ったシーンがなぜだか一番印象に・・・嵐になっているタクシー乗り場でようやく拾ったタクシーは英語がなかなか通じない。「決してひとりでは見ないでください」という当時のキャッチコピーが独り歩きしているほど有名な映画だったが、今見るとしょぼくて信じられない・・・
スージーが到着した夜にパットという生徒が何者かによって惨殺。夜遅かったために宿舎に入れてもらえなかったが、パットが叫んだ「秘密」という言葉が気になっていた。血の色は赤というより朱色。殺害現場は朱色を基調とした部屋にマッチしたかのような凄惨な死体に仕上がったのだ。後半は赤、青、緑、黄色などの光の原色が使い分けられている。まるで照明の極彩美だけで映画を語ってるかのように・・・
第二の殺人までにうじ虫の恐怖が描かれているのですが、これも怖いシーンの一つ。そしてゴブリンの金属感のある音楽なんてのも評価すべきものの一つ、かつての有名な魔女ヘレナ・マルカスが生き残っていた!とか、それをいとも簡単に殺してしまうスージーは最高でした・・・
それにしても、うじ虫はいったい誰が仕組んだものなのか・・・謎は解明されてない・・・オカルト殺人はしょうがないとしても。
kossyさん、コメントありがとうございます。
なるほど…私もあまり詳しくありませんが、確かに分岐点のような気がしますねぇ…。
何にせよ、ホラー映画耐性のあまり無い私に取ったら、充分本作は怖過ぎました…(笑)
というわけで、“真夏のホラー特集”と勝手に題して、観たことの無いホラー映画を片っ端から鑑賞しようと試み中です(笑)
この間観た「キャリー (2013)」を皮切りに本作と来て、次は「クワイエット・プレイス」、「ポルターガイスト」、「悪魔のいけにえ」、「ソウ」…と鑑賞するつもりです(笑)
あ、シシー・スペイセクの「キャリー」も観てみようと思っています。
ゆたぼー様、コメントありがとうございます!
そうですよね。
スプラッター映画なんて本当に多くて、
医療関係者じゃなくても平気になってしまって・・・
当時は総入替制じゃない時代で、
「ラスト10分になったら入場しないでください」とか
画期的なキャッチコピーがいっぱいあって楽しい時代でもありました。
hiro様ありがとうございます!
オリジナル作品で最も強烈なシーンだったもんで
書かずにはいられませんでした。
同時期に『スクワーム』という映画があったのですが、
そのおぞましさも忘れることができません!(笑)