「暗転ではなく赤転する画面。赤で統一されたインテリア。“叫び”は本音で“囁き”はその場しのぎ?“そして“沈黙”は宇宙の、世界の、人生の、人間の実相?」叫びとささやき もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
暗転ではなく赤転する画面。赤で統一されたインテリア。“叫び”は本音で“囁き”はその場しのぎ?“そして“沈黙”は宇宙の、世界の、人生の、人間の実相?
①ついに観たぞ、『叫びとささやき』!って感じ。②ベルイマンの全作品を観ているわけではないが、ベルイマンは人間というものに期待していないように思う。かといって失望したり絶望しているという意味ではないですけど。個人的には、失望されたり絶望されると寂しいが、あまり期待されるとなあ、と思う方だか話が逸れましたね。③いくら親子でも分かり合えないところがある。でも仕方ないもん。違う個人だから。だから結局全て呑み込んで今まで通り付き合っていくしかない。ベルイマンの『秋のソナタ』はそんなメッセージを発した映画だったと思う(リヴ・ウルマンの演技は凄かった)。この映画でも同じ人間観が観てとれる。④ラストから遡ろると、マリーナからアンナに渡されたアグネスの日記の9月13日には『』
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