サウンド・オブ・ミュージックのレビュー・感想・評価
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ドレミの歌‼️
まず何と言っても「ドレミの歌」‼️中学生の頃に今作を初見するまで、日本の童謡かなと思ってました‼️物心ついた頃から散々歌わされてきましたから‼️ナチスの台頭に揺れるオーストリアを舞台に、トラップ大佐家の家庭教師となった修道女マリアと子供たちの交流、そして大佐との恋を素晴らしい名曲で彩ったミュージカル映画でございます‼️オーストリア・アルプスの雄大な大自然をバックにジュリー・アンドリュースの歌声が鳴り響く様を、ヘリコプターによる空撮で捉えたオープニングから心を鷲掴みにされます‼️「ドレミの歌」や人形劇シーンなんかホント楽しい‼️合唱コンクールで9人の家族全員で歌い上げる「エーデルワイス」はホント感動する‼️終盤まではアットホームに展開、ラストの音楽会からの一家の脱出というスリリングなシークエンスへの鮮やかな転換もホント素晴らしい‼️そして背景にあるナチスの迫害という政治的問題を考えた時、劇中で歌われるすべての楽曲が自由の讃歌としての意味合いを持ち、感動すると同時に深く考えさせてくれる‼️深いです‼️7人の子供たちの愛らしさも映画史に残るし、もはやハマり役を通り越して、この役を演じるために生まれてきたのかと思うくらいジュリー・アンドリュースの存在感が際立ってます‼️ホントに映画史上最高のミュージカルの一本ですね‼️
定期的に観たくなる名作。 中学生の時に初めて音楽の授業で観て、それ...
定期的に観たくなる名作。
中学生の時に初めて音楽の授業で観て、それから何年かおきに観てます。最初観た時や若い時は長女と電報運ぶ男の子の歌唱シーンが大好きだったけど、大人なってから観るとマリアと大佐のシーンがとてもきゅんきゅんする。
大佐カッコ良すぎ。
ぜひしばらく観てない方には久しぶりに観て貰いたい。
いつ観ても素晴らしい歌唱映画。絵は影が凄い。
内容は、1930年代オーストリア最後の栄光の時に、1人の修道女マリアが7人の家庭教師に出向き葛藤を乗り越える映画。
印象的な台詞は『歌が効かない時もあるの』隠れたマリアが下の子をなだめる台詞。これまでは全て歌で解決した物語で唯一歌の限界を示す場面は、最後に来てピリッと辛く物語を引き締まる台詞だと感じました。
印象的な立場は、普通にオーストリアナチスに傾倒する近所の人達。時代的に暗い影が押し寄せる描写は要素だけを抜いた挨拶『ハイルヒットラー』ですが群集心理を生々しく伝える様で重厚な歴史物でもあり面白い。嘘の様な日常の変化を上手く表現して怖かったです。
印象的な場面は、やはりこの映画は歌唱力はさることながら、BGMにも凝っていて非常にバックグランドのしっかりした意図した背景が見やすく、感情を揺さぶられました。ミュージカルという事ですがBGMも楽しめます。
映像では、アルプスの冠雪した風景に抜ける様な青い空と足元で風に揺れる草花を見ているだけでも癒されます。何と素晴らしいロケーション。一生に一度は訪れたいアルプスを体感できる素晴らしい大衆映画です。
音楽の力の大きさに、ほぼ全シーンで涙しながら鑑賞。
冒頭の、大自然の中で歌うマリアのシーンからもう心を持っていかれる。
私のお気に入り、ドレミの歌、等々お気に入りのシーンばかり!特に、夜に相引きして雨の中踊るシーンの素敵さにうっとり…。
音楽と舞台が素敵なのは言わずもがなで、なによりシーンシーンの画が、絵画のように美しくて…目が離せない…。
男爵夫人が案外あっさりとひきさがり、(いい女って感じがしてそのシーンもまた良かった)めでたく結婚エンドかと思いきやもうひと展開。
ファンタジーのように素敵な世界観のなかに、ナチスの侵攻という現実がせまってくる。ラストにロルフが見逃してくれないというのもリアルで胸がグッとなった。(雨の中踊る2人のシーンが特にお気に入りだったのも相まって切なかった…)
音楽祭でのエーデルワイスは、レミゼラブルの「民衆の歌」を思い出した。両者共に名シーンだと思う。
なるほどサウンドオブミュージックはナショナリズムの話でもあったのか。音楽の力が人々を力づけ、団結力を高めるのだなと。
鑑賞後は、放心状態。1番最初に出てきた純粋な感想は意外にも、「悲しい」だった。決してバッドエンドではないのに、あの美しく尊い故郷(感情移入120%)をナチスに、人間のもたらす悲しみに汚されてしまったという悲しさだったのだと思う。
いつか大きな劇場で観たい!!
文句の言いようがないミュージカル映画の大傑作
映画界の不朽の名作にしてミュージカル作品の頂点に君臨する金字塔。
初めて鑑賞しましたが素晴らし過ぎる。本当に素晴らしいしか出てこない。
笑いと感動のロマンス、心躍る歌と踊り、手に汗握る緊迫のシーン、映画の楽しさを全て詰め込んだような まさに“完璧な映画”の一つ。
あまりにも有名な曲が数多く登場し、「これってこの映画の曲だったんだ!?」と何度もなります。
次々と流れてくる名曲の数々に、見てるこちらもニコニコしっぱなし。
また細かい演出やカメラワークの拘りが見てとれて、一つ一つのシーンが実に絵になります。
また今回は45周年記念HDリマスター版で見たのですが、映像がすごく綺麗で、美しい山々と街並みがより一層この作品の世界感を鮮やかに彩っている印象でした。
映画界屈指の大名作、是非ともリマスター版Blu-rayで。
おそらく、いちばん初めに見た映画。幼稚園児だった。その時からのお気...
おそらく、いちばん初めに見た映画。幼稚園児だった。その時からのお気に入り。今までに何回見たか分からない。自分史上最多鑑賞映画。音楽と反戦とマリア先生の溢れる愛と、美しい景色。子どもたちもそれぞれ生き生きとしている。
ひとつひとつのシーンが時には明るく、壮大に、切なく、清らかに、ロマ...
ひとつひとつのシーンが時には明るく、壮大に、切なく、清らかに、ロマンチックに丁寧に魅力的につくられています。
ピュアなマリアの歌声と笑顔がキュートで、トラップ一家の子供たちも生き生き可愛らしい。観ていて元気になります。
壮大なオーストリアやアルプスの景色、登場する名曲たちも素敵。
映像が綺麗なっているからか、50年前につくられた映画とは思えない。今観ても全く色褪せない名作です。
幼き日に慣れ親しんだ「好きじゃなかった方のぬいぐるみ」(笑)
「ウエストサイド物語」と共に、幾度となく見せられた双璧。
史実だと知ったのは随分と後だったので、ここでは純粋に「ロバート・ワイズの映画作品」のみについて記したい。
白と黒なら黒が好き。光と闇なら闇が好き。単純な正義よりも、葛藤や複雑な事情の絡み合う権謀術数が好きな子供だったのでウエストサイド物語は好きだが、本作に対してはストレートに好きとは言えない感情を抱いて育った。
ハートウォーミング系作品やお涙頂戴系作品を母に強要されるのが嫌だったのだね。
しかし、やはり名作中の名作なので、嫌いになれない。嫌いどころか惹かれる箇所も多い。ジレンマとアンビバレンツに苛まれつつも、エーデルワイスは小3頃に歌えるようになった。
英語歌詞は母に「すべてカタカナで」書いて貰って覚えた(笑)
意識変革はやはり高校の頃。
西洋の中世史や近現代史を学んでからかな。
塩野七生ファンなので、古代ローマから中世スペイン(カスティリア王国華やかなりし頃や)、大航海時代、ボルジア家、メディチ家、ルネサンス、ハプスブルク、辺りのキーワードは大好物。
その辺りがわかってくると、旧オーストリア=ハンガリー帝国とナチスとの関係についてもわかってくる。
決して、厳格なやもめ軍人と能天気な修道女のラブロマンス映画ではない事も見えてくるし、長女リーズルの恋人、ロルフの変貌も胸が痛む。
言うまでもなく、トラップ一家と共に本作を支えるもう一方の主役は「歌」だ。
いずれも印象深く、甲乙付け難い名曲ばかり。
Sixteen Going On Seventeenもつい口をついて出てしまうタイプの曲だし、My Favorite Thingsも耳に残る。
ドレミの歌は言わずもがな。
So Long, Farewellもいい。コンクールでの脱出行の伏線になっているのが、またいい。
しかし、たった一つだけ最も好きな曲を選べ、と言われたらClimb Ev'ry Mountainかな。
これは中学か高校の音楽教科書にも載っていた気がする。
最初にそれを見たときには、何故数ある名曲の中で、さほどインパクトのある場面でもないこの曲なのかな?と不思議だったが、最も深いのはこの曲であり、この歌詞。それがわかるようになるにはやはり高校生頃までの成長が必要でありました。
かくして、子供時代の「好きじゃなかった方のぬいぐるみ」も、もう一方と同格の大切な宝物として共に思い出BOXに収納されたのであります。
名作中の名作
※素材元自叙伝 未読
※原作ミュージカル 未鑑賞
最初は子供の頃に鑑賞。何故か私は、新しいお継母さんと子供たちがなかなか仲良くなれない内容だったと勘違いして記憶していたのだけれど、大人になって観直してみたら、改めて良い作品だなと感じた。
なんと言っても、誰もが知るドレミの歌に始まりエーデルワイスや表題曲サウンド・オブ・ミュージックなど、耳に残る名曲の数々が魅力。
ヨーロッパにおいてファシズムが台頭した時代を背景にし、苦しい状況のなかで担う音楽の力も描いている。
それぞれの歌を役者陣が情緒豊かに表現していて、なんとも気持ち良い。
史実とは異なる描写も多いらしく、オーストリア現地では公開当時に上映すらされなかったらしいが、娯楽作品としての完成度は高いと思う。
ミュージカル代表作品!! マリアが広い草原からThaSoundof...
ミュージカル代表作品!!
マリアが広い草原からThaSoundofMusicを歌いながらの登場シーンから印象的だった。
なんと言っても一番衝撃的で圧倒されたのはマリアの歌唱力で、キーがものすごう幅まで出て美しかった。子供たちで印象残ったのは、最初の部屋から出てきて並んで歌いながら自己紹介するシーンが観た人みんなの記憶に絶対残ってるはず。一人ひとりの個性が出ていて可愛かったし面白かった。
そして雷の夜、部屋にみんな集まって”私のお気に入り”を歌うシーンも凄く良かった。
外にお出かけして”ドレミの歌”を歌うシーンも可愛くて印象に残った。
みんなで操り人形でした”一人ぼっちの羊飼い”は特に感動的だった。
まさかマリアが大佐に恋してしまうとは思ってもない展開で驚かされた。
大佐がみんなの前で長く歌っていなかった”エーデルワイス”を歌うシーンは凄く考え深かったしかっこよかった。
サウンドオブミュージックは本当に選べないぐらい印象に残るシーンが多くて全てが魅力的だったしハマる!
親しみ易い名曲がザルツブルクの美しい風景に響き渡る
ロバート・ワイズ監督の良識ある正攻法演出が、心を洗う。親しみ易い名曲の数々が、オーストリアの風光明媚なザルツブルクの自然と美しいハーモニーを奏でる。ジュリー・アンドルーズの明るく生き生きとした歌唱が、子供たちに活気を与える、ストーリーと音楽の見事な調和。モーツァルトの聖地に相応しき音楽の楽しさと美しさが描かれたミュージカル映画の良心作。
生涯ベストの映画です!
公開当時、見に行って以来、ずーっと共にある映画です。
どの曲もみんな大好きで、応援上映があったら
思いっきり歌っていたでしょう。←隣りの人の迷惑もかえりみず(・・;)
反戦の想いも込められていて、深い作品だと思います。
マリアさんのパワフルさに気圧されて、
観られない時期もありましたが、やっぱり戻ってきました。
リバイバル上映という形がなくなってしまったので、
今回、映画館で観られて本当に嬉しかったです。
リアル世代でなくても一定の共感は生まれた
もう54年も前の作品になる為、その半分くらいの人生しか生きておらず近代映画しか主に見ない自分にとってはやはり多少の見づらさ、恥ずかしながらストーリー上の時代背景描写に時折理解が追いつかない時もあった。
それでもエーデルワイスやドレミの歌など、音楽が流れるとやはり心躍る気持ちになる。
音楽は時代や人種を超えても楽しませてくれる素晴らしさを改めて感じた。
ドレミの歌がのシが向こうだとティーになるのはこの作品で初めて知った。小さな知識がだが、そういった知識が増えることが映画の楽しみでもある。
午前十時の映画祭に感謝
オールタイムベストの2位にも入れてしまうほど大好きな映画。今まで30回は観てるはずなのに劇場で観たことはなかった…あ、今日で終わりや。行かなきゃ…ということで、やっぱり大スクリーンで観るのは最高でした。DVDには入ってないカットも何か所かあった気もしますし、字幕の言葉も違う。「男爵夫人」という言葉はずっと疑問を持っていたのですが、このバージョンでは「亭主の遺産が」というマックスおじさんの台詞もあり、すんない受け入れられました。
最初に観たのは高校生のとき、好きだった女の子に勧められて慌てて観たという記憶がある。その当時はミュージカルの良さなんてわからなかった。「ほほう、これがドレミの歌ね」とか、「ギター上手いじゃん」くらいにしか・・・大学生となり、バンド活動に身を染めた私が驚いたのは、ジャズ・スタンダードの曲にこの映画の曲が多かったこと。それから作曲家のリチャード・ロジャースを尊敬の念で見ることになった。
そして2回目からは音楽中心で観ることとなるのだが、ストーリーの深さに改めて感銘を受けました。ミュージカル映画というのは、音楽、物語、笑い、風刺と様々な要素が込められている!と初めて気づいたのです。そして反戦メッセージと・・・・
個人的には、三女のブリギッタ(アンジェラ・カートライト)が好きです。「ひとりぼっちの羊飼い」のソロパート部ではブリギッタがちょっと噛むのですが、これがまたいい!長女リーズルの「telegram」という台詞も好きですヨ。
自分の残された人生の時間も少ないのですが、ここの聖地巡礼も“死ぬまでにしたいこと”リストに入れておかなきゃ。たまにトラップ一家の子供たちの同窓会もあるらしいので、そんな日に巡り合えたら死んでもいいわぁ。
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