「●王道だ。」サウンド・オブ・ミュージック うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●王道だ。
不朽の名作。そう呼ばれる所以が理解できた気がする。王道だ。
恥ずかしながら、ドレミの歌の映画くらいの認識しかなかった。
「そうだ。京都に行こう。」のCMの元歌と初めて知った。
なるほど。冒頭の雄大な自然とこの音楽を、あのCMはリフレインさせたのだろう。
舞台は1938年、オーストリアのザルツブルグ。
ミュージカル映画ってやっぱいいかも。
良いヤツと嫌なヤツがはっきりしてる。
と思ったら、そうでもなかったりして。
単純なミュージカルかと思いきや、ひとひねりあり。
それが落ち着いたと思ったら、時代を反映した演出もあり。
親父が子供達につられて歌い出すシーンはいいね。
頑なだった心がほぐれていく。
ラストはまさかの緊迫シーン。
修道士たちの「罪を犯してしまいました」のシーンも、クスリと笑わせる。
意外だが実話らしい。ずいぶん脚色してるものの。
修道院からトラップ家に行くシーンで、マリア本人もちょい脇役で登場してるのだとか。
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