「バイブル作品に追いついた」サイコ(1960) bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
バイブル作品に追いついた
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オシャレなデザインのイントロから導入部、怪しい警官やヘッドライトの幻惑、豪雨、鳥のはく製と不安感を掻き立てる。これで彼女に完全に移入されてしまう。それで悲惨な殺人。シャワーカーテンの向こうの血と裸体。妖しいエロチシズム。オチは当時としては新鮮な多重人格、しかも母親という倒錯。アンソニー・パーキンス。計算つくされたヒチコックのプロットにまんまと引き込まれる。
初めて見たのは中学生だったかな。この精神疾患が理解できなくて後半はナゾだった。何十年ぶりかでようやくすっきりしたかも。
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