「"黒幕"」殺しの分け前 ポイント・ブランク 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"黒幕"
序盤から実験的というか当時としても斬新に思われる断片的に繋げるカット割から意表を突くような展開に、己の復讐の為がいつの間にか依頼された殺し屋の立場に入れ替わるが如くリー・マーヴィンが渋い。
転落してしまう場面やベッドを共にする迄の演出描写にア然としてしまう笑いが少々、何の支障もないままスムーズに敵を倒しながらも有耶無耶なラストに目的は達成されずな慎重派。
複雑なようで単純めいた物語でもありながら余韻に浸れる難しさが充満しているって例え、違うか!?
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