コップランドのレビュー・感想・評価
全17件を表示
日本の刑事ものサスペンスと大きく異なる(であろう)ラスト
バン!バン!バン!
なんでもコレで解決。
ラストはほんと一瞬で終わりました。
刀と弓と数量の種子島(火縄銃)で戦う七人の侍と
銃がほとんどの荒野の七人のように、
相手を倒す速度が違います。やはり銃は速い…。
-----------
個人的に映画の見どころは、
警官王国の悪事を暴くことよりも
主人公のキャラクターやロマンス、難聴の設定もいいのすが、
一般人に擬態する
粒揃いの名俳優・スターたちの姿に目が行きました。
視線だけで射抜くような眼差しも、
かっこいい体型も、
ギラギラしたオーラもほとんど無く、
(とはいえ、時々いつもの
アクションスターや悪のボス的な表情が
垣間見えますが…)
のどかな町の人間を、見事に彼らは演じられています、逆にその完璧さが凄すぎて怖かったです…笑
一般人扮する巨匠たちの演技が観てみたい方に
オススメです。
情けない中間管理職となったスタローン サスペンスとはいうが最初から...
難しくてようわからん
...............................................................................................................................................
悪い警察官が自分の身内の罪を裏工作で隠そうとする。
でも結局その身内を殺そうとしたりする。
保安官スタローンがその罪を暴く。
...............................................................................................................................................
いつも書くけど、細菌を撲滅させながらじゃ分からん映画は面倒。
説明が少ないのと吹き替えの滑舌が悪いのとで何が何やらようわからんかった。
シルヴェスター・スタローン:玄田哲章
演技派にイメチェン?
NJ州ギャリソンのコップランドはフィクションだが脚本・監督のマンゴールドさんは実際にNY市警の関係者が多く住む町ウォーリーハイツ(NY州ワシントンビル)で育ったそうで、経験にインスパイアされていると語っています。警察の腐敗は映画では定番ですし実際にNY市警の不祥事は呆れるほど、未だに実態は隠されたままのようです。そんな観点でみれば社会派ドラマなのでしょう。
スタローンといえばランボーやロッキーなどタフなヒーロー、カリスマ性が持ち味ですが本作では冒頭からイメチェンです、バーでコインゲームにうつつをぬかし小銭をパーキングマシンからくすねるし酔っぱらい運転で事故、それもなんとパトカーでしたから自堕落警官役かと面食らいました。
警官ではなく保安官、NY市警の住民から見れば格下なので半人前に扱われっぱなし。
映画はそんなしがない保安官の葛藤と覚醒をじっくりと描いていきます。
名優デニーロが警官の不正を質す内務調査官として登場してきたので思わず拍手、このコンビで悪徳警官に立ち向かうのだと身を乗り出したが市長の横槍でデニーロもただの役人、スタローンも肝心の生き証人をなんなく奪われる、なんでしょうこの気の揉ませ方、結末はまあまあなので良しとしますがカタルシスは今一つ。
見どころは一味違ったスタローンなのでしょうかね、この役の為に18Kg太ったとか、シリアスからコメディまで何でもこなす役者馬鹿のデニーロさんの真似をしなくとも味のある名優であることは確かなのですからイメチェンもほどほどにしておいて欲しいと勝手に願ってしまいました。
「だんだんこの町が好きじゃなくなってきた」
レイ・リオッタが何だかんだ味方でよかったし♪ ハーヴェイ・カイテルの見下した台詞にはムカつきましたね~、「ゴミの不法投棄だ」「ああ、凶悪だな」バカにしてるわ~、助けた女性も人の妻になっちゃったし、スタローンが気の毒だ・・最後まで正義を貫いてよかった!
警官の住む街コップランド
演技派スタローン
この秀作感たまらない...
地味な作品だけど凄く良かった。
腐りきった汚職警官たち、アメリカって本当にこんなことがありそうなの...
腐りきった汚職警官たち、アメリカって本当にこんなことがありそうなのが恐怖。いやいやひょっとして日本も…。
そこに立ち向かうは我らがヒーロー、スタローン。ロッキー、ランボーの如き爽快アクションが頭をよぎる。
期待は裏切られた。なんか全てにおいて中途半端。お姉ちゃんとは懇ろになりきれず、助太刀友人も説得力なし。極め付けは悪役警官達のあまりのあっけなさ。おい、もっと抵抗しろ(笑)
だいたい、この映画、善悪の役者配置が逆じゃないのか!デニーロとか、うずうずしてるぞ(笑)
普通の人がヒーローに、感を出したかったのかもしれないが、スカッとしたアクションを期待した私には合わなかった。
しかし悪い作品ではないので、楽しんで見られるとは思います。
スタローンが渋い
スタローンがロッキーみたいに朴訥とした役で、悲しみが滲み出しているような感じがとてもよかった。クライマックスの音のないところも斬新でかっこよかった。午後のロードショーで見たのだが、映画館で見るべき作品で、もったいなかった。
物語の設定は面白かったが、スタローンは暴走しないしデ・ニーロは何もしないし登場人物の設定が地味だった
総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
国家権力を握る警察官が集団になって町を作れば、いつしかそこは仕事を離れても警察官が権力を握る場所に変わる。組織的に汚職にまみれ不正を隠す不法集団と成り果てた彼らは、アメリカというよりもどこかの発展途上国の警察のようだ。面白い設定だしこのような組織にどうやってスタローンとデ・ニーロが切り込んでいくのか、楽しみにしながら見ていた。
だがスタローンが出てくるわりに派手な活劇は控えめで、力で敵を圧倒するわけでもないし、そうかといって証拠を押さえて法律で正義を敢行するだけなわけでもないやや中途半端な展開。むしろかなり地味でさえない役柄。今回のデ・ニーロはとても地味であまり表だった活躍はしないし存在感がない。今まで見たデ・ニーロ出演作品で一番目立たなかったかもしれない。一つの町を牛耳る組織ぐるみの犯罪に立ち向かう物語はなかなか良かったしそこそこ面白かったが、登場人物にあまり魅力を感じなかった。二人とも好きな俳優なのだが、いつもの役柄と違うというのもあったのだろう。
全17件を表示