ゴッドファーザーのレビュー・感想・評価
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小説はだいぶ前に読んでいたけど、 映画は初めてちゃんと通して見た。...
小説はだいぶ前に読んでいたけど、
映画は初めてちゃんと通して見た。
マフィアのファミリーに産まれたが故の宿命に
翻弄される生き様を
生々しく描いて、素晴らしい名作でした。
マフィア同士で、
騙しあいがありつつ、
和平を模索しつつ、
政治力と暴力が両方ないと生き残れない世界。
マーロン・ブランドがちょっとずつ年老いていき、
アル・パチーノがちょっとずつ
ドンに成長していく姿が緻密に表現されています。
暴力がない世界が望ましく、
マイケル・コルレオーネがファミリーを
新たな世界へ導こうとする姿、
綺麗な身になるために最後の暴力を行使する決断、
見応えありました。
やばし
よかったか?、
不朽の名作
歴史に残る名作と言われるはずだわ
すごい。ゴッドファーザー初心者より。
ドン・コルレオーネと呼ばれたマフィアの代替わりの話。
オープニングで、娘の復讐を依頼する男とドンの会話で、マフィアが何なのかと、その影響の大きさを観客に雰囲気で理解させる腕。こういうのを監督と脚本の「腕」って言うんだろうな。
そして、ドンと続々と訪れる客との会話は、ドンの娘の結婚式当日に、式場でもあるドンの自宅で行われている。その結婚式の豪華で煌びやかなこと。この30分間に及ぶ結婚式シーンが、全ての観客に、コルレオーネ家の栄華を、腹の底まで知らしめる。もう、のっけから、凄い映画だなあ。作品賞取ったの?うん、当たり前でしょ、って感じ。ホント、作品賞になんの不思議もない。迫力すら感じる映像と、映像で語る力。これが、映画なんだなぁと痛感した。
「写真はマイケルが来てからだ」ドンのこのひと言で、ドンから三男?のマイケルに向けた気持ちを理解する。このあたりもいかしてる。そして、カタギで暮らしているマイケルの、それらしさ。最後まで観終えた時に、「そう言えば、マイケルはカタギだったんだなあ」と思い返す際の驚きにも近い気持ち。そのくらい、演じたアルパチーノさんの演技。この映画、ドンを演じたマーロンブランドさんと二人で主演、助演の両男優賞を取っているのも当たり前に感じるが、すべての俳優にあげたいくらい。特に、マイケルの冷静さを際立たせている長男ソニーを演じたジェームズカーンさんをはじめとして、みんなすごい。そのくらい隙のない作り。
なんだ、オープニングしかレビューしてないじゃないか、と言われそうだが、まあホントそれで十分な気がする。あとは、映画を堪能してください。俺も175分間、堪能してました!
既に観た人がほとんどだとは思うけれど、ゴッドファーザー初心者の自分のレビューを読んで、観に行く気になる人が一人でもいたら、嬉しいな。こんな、安心して勧められる映画、滅多にないでしょ!
おまけ
音楽「ゴッドファーザー愛のテーマ」は、え、ゴッドファーザーなのに愛の歌なの?と中学生の頃から不思議に感じていたが、今回映画観て「ホントだ。愛の歌なんだ」と腑に落ちることができました。小さな幸せ。
(しかし、イタリア系はやはり女性が好きなんだなぁ…)
恐い・・・
最高の映画
午前10時の映画祭で鑑賞しました。映像の鮮明さや音響の素晴らしさもあり、初めて見るくらいの感動がありました。特にに音響面での違いは映画館ならではでした。ヴィトーが亡くなる際のシーンで際立っていました。庭で孫の遊び相手をしている時に心臓発作でなくなるのですが、鳥のさえずりなどが自然な感じで聞こえてくるのです。DVD鑑賞でも自宅の視聴環境によっては再現できるのかもしれませんが、私の自宅の視聴設備では難しいので、映画館で鑑賞できたことは非常に有意義でした。
この映画は一代で勢力を築いたヴィトー・コルレオーネが亡くなり、孫のマイケル・コルレオーネがその役目を引き継いでいくところまでが描かれています。マフィアの世界に生まれながらも堅気の世界で生きていく予定だったマイケルが、父への襲撃や兄の死をきっかけにマフィアの世界で生きていく事を決意して、非常な決断も下すようになっていく。そんなマイケルの成長ストーリーとも言えます。全体を通して暗いムードで進んでいきますが、結婚式のパーティーなどの陽気なシーンもあるため、見ていて疲れません。何人もの人が殺されますし、その殺し方も創意工夫(?)があり、ドキドキします。観終わって映画館を出る時には、思わずキョロキョロして自分が狙われてないかを確認するのはお約束ですね。哀愁を誘う音楽も作品にフィットしていて最高でした。
ちなみにマーロン・ブランドの
”I'm gonna make him an offer he can't refuse.”
は2005年に行われた『アメリカ映画の名セリフベスト100』で第2位だそうです。公開当時はみんな真似したんでしょうね。
移民の団結
午前十時の映画祭12にて。
イタリア・シシリー島からアメリカに移住し、裏社会で富を築いたビトー・コルレオーネ一家の世代交代と、麻薬を扱うかどうかなどの問題で周囲のマフィアとの間に起こる抗争の話。
何度か観てるとは思うが、劇場の大画面で観るのはおそらく初めてだった。午前十時の映画祭に感謝です。
マフィアの抗争を扱ってるので、射殺シーンが多いが、どれも必要な感じで面白かった。
ソニーが殺されるシーンは1番壮絶だったと思う。
一家の団結力が素晴らしかった。
マーロン・ブランドが貫禄あり、アル・パチーノは背は低いがイケメンだった。
ケイ役のダイアン・キートンが可愛かった。
シシリー島でマイケルが最初に結婚したアポロニア役のシモネッタ・ステファネッリも可愛かった。
来週のパート2も楽しみ。
「相関図をみよう」
最高傑作
午前十時の映画祭にて、久し振りに鑑賞しました。
やはり劇場で観るのは良いですね。
この作品は30回は観ていると思います。VHS.LD,DVD,BDと全て買い、劇場で再映される度、足を運んでます。
今回は4k上映ということで画質もかなり向上しているのではと、期待したのですが、???あれ?自宅で観る映像と変わらないような……。
それはそれで良いかと。この作品をより楽しみたい方は、原作を読むことをお薦めします。序盤のパーティーシーンのソニーと奥さん、愛人の関係が良く理解できます。また、マイケルの右腕のアル・ネリが何故、警察官になりすましているのか、そして最後までマイケルに忠実なのかも理解できます。
余談ではありますが、原作は一度読み出すと止まりませんよ。休日前に読む。それに限ります。
そして、延期になったUHDも今月には販売されます。
言い忘れましたが、何故、ドンは祝い事なのに相談を断らず、快く承諾するのか(ボナセラはちょっとケチをつけていますが)。それは風習だからです。金にもならないことを何故?ビトは、律儀な男だからです。
午前十時の映画祭12にて。 テレビでは何度も観てましたが大きなスク...
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